Textwellが過去最大のアップデートでバージョン2.0になった
Textwellがアップデートした。「これまでで最も大きなアップデート」だけあって全面的に新しくなった。iOS、iPadOS、macOS、Watch OSの同期が完成しアクションやヒストリーが共有される。しかしiOS・iPadOSは13.0以上、macOSは11.0以上でM1チップが必要、Watch OSは6.0以上が必要になっている。そのため私的にはHigh SierraのMacとiOS10.3のiPhoneは使えなくなった。スナップ機能はなくなりヒストリーだけになった。気をつけたいのだがテキストをClearするアクションを使う場合にデフォルトのアクションを使わないとヒストリーされないようだ。今までのような自動でヒストリーが残される仕組みではなくなったようだ。アクションバーの表示は変更されすべてのデバイスのアクションがリスト表示される。
Mac版はIntelMacは除外されたように発表されたがApp Storeでは、いまのところアップデート対象にあるが今後は注意が必要だ。あと環境設定のアピアランスではiOS系は以前は豊富にあったテーマがなくなりフォントサイズと行間、サイドマージンの設定だけになっていると思う。ほかで設定ができるなら知りたい。Intel Macはアップデート前と同じで背景色や文字色も細かく設定可能だ。
これまでで最も大きなアップデート。完全に新しく設計しなおされ、モダンな iOSのルック&フィールに最適化されました。
新機能
・ついにすべてが同期されます。現在のノートだけでなく、すべてのアクションとヒストリー項目が、Mac、iPhone、iPad を含むあなたのデバイス間で共有されます。
・各ヒストリー項目は復元される前にプレビューできます。
・アクションバーはフォルダー内の項目も表示でき、またアクションリストをアクションバーから開くことができます。
・Watch 上で、Textwell は iPhoneがなくても独立して機能します。
重要なお知らせ
このバージョンの Textwell は、過去のバージョンとデータ同期の互換性がありません。一度このバージョンの使用を開始すると、クラウド上のデータベースに恒久的な変更が加わります。もし他の Mac、iPhone、および iPad にも Textwell をインストールしている場合は、それらをできるだけ早く最新バージョンにアップデートしてください。互換性の無いバージョンを同時に使用すると、深刻なデータ消失もしくは予期せぬアプリケーションの動作を引き起こす恐れがあります。
取り除かれた機能
・スナップ(これまでのスナップデータは自動的に iCloud Drive にバックアップされます。)
今回のアップデートは久しぶりであり内容の変更も大きい。しかし、それが良い更新であったのか改悪だったのかは、まだ分からない。ただ、Apple Watch版がiPhone無しで単独で使えることとショートカットが使えるようになってSiriで呼び出せるようになった点は使えるメモアプリになった。ショートカットを使うとApple Watchに「Hey Siri めも!」と言えば手首のTextwellが開いてマイクアイコンをタップするだけでメモを開始できる。
今日のまとめ
TextwellもApp Storeで3.7点とマイナーなメモアプリになったが紙一枚主義の潔さが好きで長い間愛用している。「重要なお知らせ」にあるような「過去のバージョンとデータ同期の互換性がありません」無理をすると壊れます的な今回のアップデートの仕方も無情だが好きだ。あとダークモードに対応したとはいえiOSのテーマの貧弱なことには驚いた。肝心なことなのだがTextwellの特徴であるアクションのプログラミングについては知識がないので省略した。
See you tomorrow!