 iPadOS 15の「クイックメモ」が待ちきれずにSlide Overを使う

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今秋リリースされるiPadOS 15の新機能をみていてメモアプリの「クイックメモ」機能に惹かれた。Macでは複数のアプリを同時に開いたままで作業できるのでメモアプリを常駐しておき必要な時にすぐ使うのも可能だ。例えばSafariで資料を検索しながらSimplenoteで原稿を書きメモはNotepadに書き留めるというようなことだ。iPadでもSplit ViewやSlide Overを駆使すればできるが如何せんディスプレイが狭くて使い難い。だからSplit Viewは使用するアプリが2つに限定されてしまうのでSlide Overを使って臨機応変に表示したり隠したりして使うのがいい。

iPadOS 15の「クイックメモ」がSlide Overの進化版のような機能がある。画面の端からスワイプして起動しメモの専有面積はSlide Overの半分程度になる。またクイックメモは画面の4隅に自由に移動できる 。画面を隠すのもSlide Overと同じでメモを閉じずに非表示にできる。画像もドラッグして貼り付けられるしWebリンクも簡単に保存できる。
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参考 ※WWDC 2021 june07 Apple iPadOS 15 クイックメモ

iPadOS 15の「クイックメモ」の機能をみていてSlide Overを軽んじていた事に気が付いた。今更ながらiPadにはSplit Viewのような固定された画面分割よりも表示位置も表示/非表示が自由に設定できるSlide Overが最適だと気がついた。このSlide Overに より自由な機動性とリンク機能を持たせた「クイックメモ」にApple pencilのスクリブルが加わればiPad最強のメモアプリになる。
See you tomorrow!

参考 ※Slide Overの方法
1.Appを使用しているときに下端から上にスワイプして止めてDockを表示する
2.Dockで起動したいアプリをドラッグして画面上にドロップする
3.すでに起動しているアプリを開いたままドラッグしたアプリを起動して操作できる
4.Slide Overしたアプリは上部のバーをスライドすることで右端・左端に画面を移動できる

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