パソコンやスマホでブログを書くのに大切なツールとしてはキーボードがある。こればっかりは好みの問題なので一概にどれが良いと言う訳にはいかない。キーボードはハードウェアなので取っ替えれば良いのだけれどソフトウェアとして使われるアプリケーションはそういう訳にはいかない。日頃ブログを書くために使っていてMacにあってiPadやWindowsにないアプリケーションがある。そしてそれらがないと執筆作業ができないくらい必須なアプリケーションなのだ。Alfred BetterTouchTool PopClipなどだ。これら三種の神器はMacにはあるがiPadやWindowsにはない。たいていのアプリケーションならよく似た代替え品が見つかるがこれら3つに関してはない。ただPopClipの範囲指定した箇所のポップアップによる機能拡張はiOSやiPadOSにデフォルトで存在する。
Alfredはブログ云々と言うよりもMacを操作する上のすべてに関わる重要なアプリケーションだ。アプリケーションを起動するためのランチャーとして 語句の意味を調べる辞書として Macに関するすべてを検索するSpotlightとして あらゆる操作を自動化するAutomatorとして そればかりかMacの再起動やスリープなどシステムまでを操作できる。そんなAlfredで一番必要とするのがクリップボード履歴機能とスニペット機能だ。クリップボードはコピーしたテキストや画像を一時的に保存する場所だがAlfredは複数のコピーしたオブジェクトを履歴として保存して使いたい時にショートカットで呼び出し貼り付けることができる。クリップボード機能だけなら替わりのアプリケーションはいくらでもあるがマージ機能とスニペット機能が付いて尚且つ前述した諸々の機能が利用できる。AlfredはアプリケーションというよりもMacのシステムそのものだ。
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Better Touch ToolはMacの得意とするトラックパッドによる操作を補助するアプリケーションだ。厳密に言うとマウスやキーボードでの操作を指の本数や上下左右の動きに置き換えてより直感的にできるようにするアプリケーションだ。例えば4本指でトラックパッドを左右にスワイプしてデスクトップを切り替えたり同じく4本指でトラックパッドの下に向かってスワイプしてアプリケーションを終了するといったシステム操作をできる。また3本指の2本はトラックパッドに置いたままで残りの1本でトラックパッドをタップすることでブラウザのタブを左右に変更するといったブラウザの操作一般もトラックパッドだけでできる。Better Touch Toolを駆使すればテキスト入力以外はほとんどトラックパッドでできる。
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PopClipは範囲指定したテキストをあらゆる機能の集結地として利用できるハブのようなプラットフォームを用意する。テキストを範囲指定するとあらかじめ用意したPopClip拡張機能のメニューが表れ その1つを選ぶことによりアクションを起こせる。拡張機能にはコピー＆ペースト Web検索 ユーザ辞書登録 amazon検索 辞書 DeepL翻訳 Evernoteなど150以上が公式サイトに無料で公開されており有志の方々によって作成された拡張機能も多数ある。
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三種の神器などと大げさな表現をしてしまったため他にも有効なアプリケーションがたくさんあるのに紹介できなくなってしまったがブログを書くために直接必要になるのはこの3点だろう。そしてこれら3つのアプリケーションは単独で機能しているわけではない。Alfredで起動したアプリケーションでBetter Touch Toolを使って資料等を閲覧検索作業をしPopClipで必要な部分をコピーしたり適正なアプリケーションに保存される。それらのデータはAlfredのクリップボード履歴を使ってテキストエディタに反映されるといった具合にアプリケーションがマッチングし合いながらセンテンスを仕上げていく。つまりAlfred BetterTouchTool PopClipどれ1つ欠けていても書けないということだ。だからMacでなくてはならないのだ。
See you tomorrow!
