iPhoneのソフトウェア・アップデートの通知があった。つい先日に15.01のアップデートをしたばかりだがバグの修正かと思いiOS15.1にアップデートした。15.01でWi-Fiの接続などに不具合の報告があることは知っていたが当方のiPhone8には何ら問題はなかった。アップデートの通知があればMacなどどのデバイスでも直ぐにダウンロードして対応するようにしている。今回も考えたり躊躇することなくそうした。
新しくなったOSのインストールが終わってSafariを起動してみた。開かない いつまで経っても反応がないのだ。LINEもChromeや はてなブログアプリもまったく動かない。iPhoneの画面をよく見るとWi-Fiの受信強度を示す扇マークが表示されていないのだ。「設定」で確認したがいつものネットワークに接続済みになっており設定の画面では扇マークが表示されている。Wi-Fiをオン/オフを切り替えても反応がない。Wi-Fiを切ってモバイル通信だけで接続すれば辛うじて繋がることもある。不安定なのでVPNの接続も解除したが直ぐに接続しようと勝手に作動してしまって回線に繋ぐことができない。
iPhoneのシステム上の不具合かと思い再起動を何度も繰り返したが事態は変化がなかった。Appleのサポートにある「設定」の一般にある「転送またはiPhoneをリセット」で「ネットワーク設定をリセット」も試したが効果はなかった。いっそiPhoneをiOS14.8.1までダウングレードしようかとも思った。
iPhoneにはコンテンツブロッカーとして「280blocker」と「DNSCloak」 が広告排除のためにインストールしてある。280blockerはSafariのためにDNSCloakは他の広告全般のために用意している。280blockerとDNSCloak組み合わせは最強でiOS15.01までは完璧に広告をブロックしてくれていた。ところがiOS15.1をインストールしたら広告どころかサイトにも繋がらなくなってしまった。原因がはっきりとは分からないのだがVPNの接続を解除してモバイル通信もオフにするとWi-Fiの扇マークが表れることがあった。VPNとはDNSCloakの事だ。VPNもDNSCloakについても詳しくはないのだがTwitterにこんな記事を見つけた。
ってか、DNSCloakを動かそうとすると、Wi-Fiに繋がらなくて、4Gでしか繋がらないっぽい…。
— C.P.R(かぷりたん) (@tsuba_kara) October 27, 2021
アプリ側の問題かな…?
同じだ。症状がまったく同じなのだ。iOS15.1にアップデートしたばっかりに同じ不幸な境遇に突き落とされた人がいた。何も事態は好転していないのだが同胞が日本の中に存在していることに安心した。どうやら原因はDNSCloakで間違いなさそうだ。加えて280blockerアプリの「コンテンツブロッカー280サポート」に「iOS15以上をご利用のお客様へ」という項目があり設定の変更点が列記してあり「高度な設定の無効化」があった。要は現在「高度な設定」で設定されているすべての機能をオフにしなさい。ということだ。280blockerの設定で高度な設定がしてあるのは「DNSブロックサーバーを利用」だけだ。そしてDNSブロックサーバーとはDNSCloakのことに間違いない。
280blockerの高度な設定をオフにしてDNSCloakアプリの接続を切ったことでSafariも他のブラウザやSNSも元のように利用できるようになった。しかしSafari以外は広告付きだ。DNSCloakアプリのアップデート待ちということか。
See you tomorrow!