 20年以上Macしか使った事のないボクがWindowsを使ってその良さを語る

Windowsをまったく触らなくなって かれこれ20年以上になる。その間Mac以外は購入もしないし操作する事もなかった。そんなある日dynabook(T654 PT65478LHXW)とたまたま出会った。Windowsなど珍しいのでしばらくの間夢中になって弄っていた。機種は2014年式と古いが搭載済みのOS Windows8.1は10にアップした。メモリーは8GBで1Tのハードディスクが積んである。この機械をWindowsの代表とするのは おこがましいがそれでもWindowsを讚える記事なので理解してほしい。

Windowsの良いところ

1.Windowsは所有欲が満たされる重さである
Windows PCは高性能だがその分高価な機械だ。性能もともかく威厳というかそれなりの重量感がないと有り難みがない。Windowsノートのdynabookなどは2.5kgもある。持ち運ぶには気合いを入れて膝を曲げて持ち上げ移動するようにしている。ディスプレイも15.6inchとデスクトップにも引けを取らないサイズで10キーまで装備したフルキーボードという出で立ちなので重量1.5kgのMacBook Airなど風格は微塵も感じられない。

2.Windowsの念入りに計算しつくされた起動時間
Macはデスクトップもノートも電源を落とした事がないのだがWindowsはその優れた性能を常に維持するためにメモリーを頻繁にクリアする必要があるらしい。そのために電源を切って必要なときに再び電源を入れて起動する事を勧められている。しかし作業の開始前に起動操作をすると立ち上がるのが基準監督署の決めた休憩時間になってしまう。だから作業終了時に再起動してそのまま朝までWindowsPCから離れる事にしている。つまり電源は入れっぱなしという事だ。

3.Windowsは確実なスクロールに安心できる
Windowsタッチパッドでスクロールするには指が動いただけしか移動しないので送りハンドルの自動車運転のようでとてもアナログで人間的である。そのためにスクロールするにはホイール付きのマウスがあるのが必須だw。だがマウスによるスクロールもMacのように加速度的な動きはしないので行き過ぎて戻るような無駄な操作をしなくて済むので素晴らしい。

4.Windowsタッチパッドの反応が人間的で優しい
Windowsタッチパッドの素晴らしさは特筆すべきだ。MacトラックパッドではTipTap操作というのがあってトラックパッド上の3本の指の人差し指と中指をトラックパッドにタッチさせたまま薬指でトラックパッドを軽くタップ操作する事によりブラウザのタブを移動したりする事ができる。この感度が良過ぎるために誤動作してしまう事がある。その点 Windowsタッチパッドではちょっとやそっと触れたくらいでは反応しないしジェスチャーも限られているため安心だ。

5.Windowsはタスクバーの必要なメニューまですべて隠してくれる
Macにも自動的にメニューバーやドックを隠す機能はあるがWindowsにもある。動作は確実でポインタカーソルが近づくと瞬時にタスクメニューは表れる。ただ時計など常時表示しておきたいメニューだけ別途に表示するという紛らわしい設定はないので安心だ。Macの場合はメニューバーとドックとの2つに別れているので面倒にもそれぞれで必要なアイコンだけを表示させる便利だが非常に厄介な設定ができる。

6.Windowsはシステムアップデートが簡単すぎる
Windowsのアップデートは親切でPCで作業中の画面に突然「お使いのWindowsにアップデートがあります」と教えてくれる。アップデートは簡単でバージョンや内容は説明なくクリックするだけでアップデートが始まる。アップデートが始まると親切に「この操作には時間がかかります 終了するまで電源を切らないでください」とまで教えてくれる。そしてWindowsはただのアップデートでも細部にまで検証しながら確実にアップデートするため時間がかかる。MacOSのメジャーアップデートの3倍以上の時間を要するため間違って途中でキャンセルするのを防ぐために忠告は必要だ。

 まとめのような

Windowsの良さは伝わっただろうか。それでもミーハーでカッコつけだけのMacから離れられない自分が情けない。WindowsはOSを提供するがそれで動くハードウェアのWindows PCは数多くのメーカーによって作り出されている。そのためメーカー間の競争も激しく日々革新的な製品が生み出されているのに違いない。それに比べてMacはOSもハードウェアもすべてをAppleでまかなう。いわば独占企業でやりたい放題だ。しかしそれだからこそ製品やOSのモノづくりに対する一貫したポリシーを感じる。たとえAppleシリコン搭載のM1 Macにもジョブズがみえるのは気のせいだろうか。

See you tomorrow!

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