日本は四季がはっきりしていて春夏秋冬それぞれに旬なものがあります 魚介類なら餌をたくさん摂り 野菜果物などなら日光を浴び栄養をしっかりと蓄え最も美味しくなった状態のものを言います 春なら竹の旬。。。書いて字のごとくですサヨリにアサリ 夏には枇杷やスイカ初鰹ハモ 秋の柿に栗サンマ牡蛎そして冬の白菜牛蒡里芋アンコウ寒ブリと他にもたくさんあります しかし近年 地球温暖化による異常気象などの影響で旬の時期のズレが起こっています また冷凍技術の発達ハウス栽培 輸送手段の高速化などにより輸入などを含めた遠隔地から運ばれる食材が増えて旬がわかりにくくなっています せっかく気候の変化に恵まれたこの国に暮らしているのですから 出来るだけ自然な状態の旬のものを味わいたいものです
 さて旬という言葉は食品だけに限って使われるばかりでは無いようです 例えば今なら紅葉狩りの旬とか 旬な話題また旬の人など季節だけでなく時期にも使われます そこで気になるのが旬の人というところなので少し考えてみました
 かれこれ長い事生きて来て自分自身の旬というのはいつなんだろうか?と言うか何時だったのだろうかかもしれませんね 10代はそれはピカピカ輝いていたし20代は少し大人ぶってお洒落でしたし30代は仕事の面でも責任を与えられてがむしゃらに働いていた姿も美しかったと思います そして40代50代60代。。。と続いて行く訳です 当然体力学力共に20代前半から急激に衰えて行きます
 人は一年草でもないし捕られて食べられてしまう訳でもありませんからいつが美味しいのかもわかりませんが大分歳を重ねて来てしまった僕自身としては
自分の心の中に何かひとつでも輝いてるもの 大切なものを持っている時 それが自分の旬な時じゃないかなと思います だからこれからもそういうものを持ち続ければずっと旬でいられるんじゃないかな と思います。。。思っていたいです

follow us in feedly