僕は白色が大好きです
beeも白色 iPhone MacBookも白です
好きな花も白い椿です
白は光の三原色Red Green BlueつまりP.G.Bがすべて重なった時に人が感じる色です 実際には透明なのですが乱反射により白色に見えます
しかし絵の具の三原色を混ぜると黒色になります 一般的に白色は正義 清潔というイメージがあり黒色は悪者 不潔なイメージです だから腹黒い僕は白馬の騎士にでも憧れるんでしょうか（笑）
さて僕が描いてる透明水彩画には原則的に白は使いません 絵の中で白く見える部分は塗り残した白なのです つまり下地 紙の本来の色です
例えば光が強く当たって反射した所 白い動物や花などです 雪景色を描くには絵の具がとても少なく済みますので経済的です（笑）
しかし技術的に塗り残すのが困難な時にはマスキング液という便利な物があります 僕が使っているのはwinsor&newtonの物です 色が薄いクリームでゴムを緩く溶かしたような液体です これを塗り残したい部分に筆で塗る訳です マスキング液が乾いたら 輪郭を気にせずに上からどんどん着彩出来ます そして絵の具が乾いたらマスキング液を剥がすと何も塗られていない下地の紙の白が現れるのです
マスキングインクを使う場合もそうでない場合も透明水彩画の醍醐味は白の表現に尽きると言っても過言ではないと思います 透明水彩で光を自由に操りたいものです
