 AppleWatchはセルラーモデルであるべき理由

 AppleWatchをつけるようになって10日程経った。結論から言ってセルラーモデルを選んで正解だった。AppleWatchはシリーズ2になって初めてGPSが搭載された。未だに初期モデルのあまりに不甲斐ない仕様に絶望したことが忘れられない。その時の印象の悪さを引っ張ってつい最近までアンチAppleWatchだった。その当時のAppleWatchはどうしてこんなものに話題が集中するのか信じられなかったし、そのくせHERMESモデルなどを売り出して始末が悪かった。(まぁ現在もHERMESはあるが)その頃iPhoneは6/6sの時代になっていて、とてもAppleWatchのレベルでは太刀打ち出来ないずっと高い位置にまで達していた。この時点でAppleWatchには見切りをつけてその後のシリーズにも全く関心が無くなってしまった。そうしてAppleWatchはシリーズ2でGPSを搭載し、シリーズ3では念願のセルラーモデルを加えた。目指す方向性も高級時計から健康・フィットネスへと転換したようだ。電話機能を積んだ辺りからAppleWatchは気になる存在になりつつあった。しかしどうしても購入に踏み切れなかったのには色々理由があったしGPSセルラーモデルを選択した現在でも不満は残っている。

GPSモデルとGPSセルラーモデルの比較iPhone無しでAppleWatchのみで使用した場合

  セルラーモデル GPSモデル
Watchだけで電話 ×
メール・メッセージの送受信 ×
musicのストリーミング ×
曲をWatchに追加して聴く
カレンダーの確認 ×
マップの検索 ×
天気予報 ×
ワークアウトのトラッキング
ApplePayで支払い ×
転倒検知による緊急通知 ×
アクティビティのトラッキング

セルラーモデルは理想の携帯時計電話になりつつある。iPhoneは携帯電話なのだから片時も肌身離さず持ち歩くのが当たり前だが愛犬の散歩や軽いランニング、近所のコンビニでの買い物などにはiPhoneと言えども邪魔に思う時がある。と言うか出来れば持ち歩きたくない。持たなければいけないのならiPhoneを持ってAppleWatchは要らない。しかし、こういったiPhoneとAppleWatchの関係が徐々に変わりつつある。それにはAppleWatchを取り巻く環境も早い速度で変化している影響が大きい。今は時計だけで買い物も出来るし通信も出来る、当然電話もできる。ただ今のOS5ではまだまだ不安定でもあり2019/8現在では未だiPhone支配下にある。セルラーモデルになってもだ。AppleWatch単体では通信機能を使えばバッテリーを大きく消費するしアプリ1つだってダウンロード出来ない。iPhoneの呪縛から逃れられないでいる。しかし今秋WatchOS6の登場で事態は好転すると思われる。また一歩理想の携帯時計電話に近づくだろう。それに加えて、今回AppleWatchを購入したのには重要な機能があるためだった。それがAppleWatch4から搭載された転倒検知と緊急通報機能である。だが、この機能を使うには最低でもiPhoneを持っていなければならない。若しくはセルラーモデルを用意しなければならない。自転車の様な過酷な環境下ではiPhoneは持ちたく無い。僕の場合はこの条件だけでセルラーモデルに決まったわけだ。大した金額の差でも無いし¥350のナンバーシェアを払うだけで色々な縛りから解放される。それにGPSモデルは後からセルラーにならないがナンバーシェアは直ぐに解約出来る。世間の大方の考えはGPSモデルを勧めておられるが僕は全く逆である。とワガママなお話でした。

See you tomorrow!




 

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