長い事生きてくると段々将来よりも過去の過ぎ去った日々の方が大切に思えてくる。最近になってライフログを書くようになったのだが、始めるのが遅かったと反省している。余り過去にはこだわらずに明日の事ばかり考えて生きてきた。思い出なんか何の役にも立たない、と日記さえ書かなかった。
ライフログを書くのにEvernoteを選んだ。この事は大正解だと思っている。10年以上Evernoteを使ってきてやっとまともな使い方が出来るようになったと安心した。まだライフログをつける（日記ではなく日報の感覚だから書くではなくつけるになる）ようになって２ヶ月しか経っていないがそれでも何故か気持ちが充実している。
ライフログを始めるにあたってEvernote自体も大掃除した。古い役にも立たなかったwebクリップしたものは全部捨て、分けても意味の無かったノートブックもすべて捨てた。はじめて自分に合ったEvernoteの使い方に出逢った気がした。タグの使い方も考え直した。そのためノートブックによる仕分けは使いにくい事を知りタグの使い勝手の良さと有効性にも気がついた。
ライフログをつけるにはDayEntryを使っている。ズボラな性格なので非常に使いやすく長続きしている。そして毎日積み重ねられていくログを見直すのにCalEver(NotesViewer) を使うようになった。CalEverアプリはEvernoteと完全に連携していて、データはすべて同期している。CalEverはカレンダー形式でEvernoteのノートが閲覧できるアプリだ。使い方は次のようになる。
カレンダーでノートのプレビューを確認できる
・月表示でその日のノート数（バッジ）と添付された画像の一部表示される
・Jumpで指定した日のノートに移動してタップすると拡大表示する
・その画面の下部メニューの象のアイコンをタップするとEvernoteのノートが開く
カレンダーでフィルター機能を使ってノートを検索する
・フィルターには日付、ノートブック、スタック、タグで指定できる
CalEverで過去の振り返りが簡単に画像入りで検索できるようになってライフログをつけるモチベーションが高まった。Evernote自体でも日付やタグで検索できるが若干敷居が高い。CalEverならiPhoneで気楽に検索できるし速い。
はっきり言ってこのCalEverとDayEntryの組み合わせでEvernoteが生き返った。特にフィルター機能により検索スピードも早くなるし必要なノートだけを表示させられるので使い道が増えた。
今、もっと早くにこういったかたちで使えていたらEvernoteもEvernoteらしい仕事が出来たのにと後悔している。でも今からでも遅くはない、少しでもEvernoteを有効活用してあげたい。
See you tomorrow!
