 iPadOSのファイル.appでファイルをMacのFinderのように管理する[iPad]

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 iPhoneiPadに地味に存在しているファイル.appがあります。iOS11の頃からあってファイルの保管などには使う事もありましたが保管した後の視認性が悪くファイルの場所さえ特定するのが困難でサードパーティー製のGoogleDriveやDocumentsを使って処理していました。しかしファイル.appはiPadに関してはiPadOSになってから飛躍的に進化していました。新機能の3つの機能は次の様になります。

iPadOSの新しいファイル.appの機能

1.ファイルアプリがカラム表示に対応した
iPhoneにもファイル.appはありますがカラム表示はiPadだけです。カラムは何層にも作成可能でファイルを階層を超えてドラッグ&ドロップして移動が可能です。また階層だけでなくiCloudからサードパーティーアプリにも直接ドラッグ&ドロップ出来ます。この機能はまるでMacのFinderを操作しているかのようです。
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2.クイックルック機能
ファイルの内容が知りたい時にファイルを長押しするとメニューが表れるのでクイックルックを選択するとそのファイルを作成したアプリの有無に関わらずプレビュー表示されます。この機能でアプリ間を移動する事なく確認出来ます。
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3.ZIP圧縮機能
圧縮したいファイルのアイコンを長押しするとメニューが表示されるので圧縮を選択します。この機能を使えば複数のファイルも圧縮してメール等に添付が可能です。
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 カラム表示ができる様になってファイルの管理を見て確認しながら出来るようになったのはファイル.appを利用する上で大きな進歩です。こうやって標準アプリの中だけであらゆる操作が完了するので作業が捗ります。もう一度標準ファイル.appの活用について考えたいと思います。
See you tomorrow!

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