iPadでテキスト入力するのには次の方法がある。iPad単体で出来るソフトキーボード入力か音声入力、Bluetoothで繋いだ外付けキーボード入力そしてiPadに唯一許されているApple pencilによる手書き入力である。今回はその中で一番iPadらしい入力の仕方のApple pencilを使ったテキスト入力について振り返ってみた。そしてApple pencilを1.5年使ってみた感想も交えて利用方法をお伝えしたい。
iPadにApple pencilは必要なのか
ここはApple Pencilが使いたいがためにMacBookではなくiPadを購入した方も多く存在するくらいなので必須です。たとえ絵を描かなくてもiPadを操作するうえでApple Pencilが必要となるので是非そろえます。Apple Pencilは第1世代でも10000円以上しますが、やはりApple純正のApple Pencilを選びます。Logicool Crayonという選択肢もありますが筆圧機能も無いし、あの形状がどうしても持ちにくいし使いにくい。3000円ほど安いからといってApple Pencilの機能とデザインを犠牲にしてはならない。iPad miniにApple Pencilの第2世代が使えるならばもう1本欲しいくらいだ。持ちやすい軸の太さと重さがよく考えられていて流石のApple製品だと思わされる。筆圧機能など要らないなどと自分の能力を限定してはいけない、可能性はある。
Apple Pencilで何をするか
イラストレーターでもないのにApple Pencilなど使い道がないと思われるかもしれないがApple Pencilで出来ることの1つに手書きで文字を書く事がある。iPadのディスプレイにApple Pencilでスラスラと本物の万年筆のように文字が書けるのだ。レイテンシ（ペンの遅延）も殆ど無く自然に文字を書いていける。Apple PencilとiPadを使って装飾豊かな絵画のようなノートや日記を作成される方もいるが今回はそういった芸術的な利用方法ではなく日常生活に欠かすことの出来ないテキスト入力について考えてみた。iPadにApple pencilを使って手書きで文字を書くノートアプリにはGoodNotes5、Notability、Noteshelfなどいくらでもあり、どれも素晴らしいのだが今回はApple pencilで手書きした文字をテキストに変換してくれて他のあらゆる場面で利用出来るアプリに限定する。と言うのは私自身が手書きで世間様に通用する文字が書けないためである。どうしても他人に見てもらう文章は機械的に整えられた誰にでも通用する文字で書かれるのが望ましい。
手書き文字をテキスト変換するiPadアプリ
先に挙げたノートアプリでも手書き文字を範囲指定するなどしてテキスト変換するのは可能だが編集作業に無理がある。手書きした文字がリアルタイムでテキスト変換されるアプリはMyScript Neboがある。このアプリも優秀なのだが本格的に長文を執筆する時には威力を発揮するが普段の簡単な入力には向いていないかも知れない。しかし素晴らしいアプリなので一度使ってみると良い、無料になったような？。あとは手書きキーボードと呼ばれるiPadのソフトキーボード設定に組み込み本来のキーボードのエリアの代わりに手書きエリアを設けてApple Pencilで入力してアプリ内にテキスト入力するアプリがある。代表的なものにmazecがあって歴史も古く評判もよい、が高機能が故に設定や操作がやや複雑で使う側にも本気が要る。そこで機能的にも簡単で親しみやすいアプリ手書きキーボードを勧める。
手書きキーボードの使い方(※Apple Pencilでなくてもスタイラスや指でも書ける)
Apple Pencilアプリ『手書きキーボード』を使う [iPad] - tomi_kun’s diary
アプリをインストールしたら指示どおり「設定」の『手書き』(※設定ではアプリの事が手書きと省略して表記される)→キーボード→日本語をONにするだけで直ぐ入力可能だ。デフォルトのままだと変換が自動確定の設定がされていないので変換途中の動作が見えて邪魔になるがONにして作動時間を短く(0.5〜1秒)するとスッキリと入力出来る。またフローティングキーボードを使用するならば手書きの入力文字の太さも細めに設定すると良い。 mazecもこの手書きキーボードもiPadのソフトキーボードの1つとして登録されるので他のどのアプリにおいてもテキスト入力が必要な場面では活用出来る。
iPhoneのメモも手書き入力すると楽々フォンになる - tomi_kun’s diary
何故Apple Pencilで手書き入力するのか
iPadでテキスト入力する方法については前述した。どの方法をとっても自由なのだがせっかくApple Pencilがあるのなら本能を大切にして手書きでテキスト入力するのも悪いものでも無い。書いていて気持ちが良いので試してみると良い。↓のようにスクリブルのような事も出来る。
See you tomorrow!
