iPadOS 14は2020年9月17日の午前2時にリリースされると発表があった。今回のアップデートはApple Pencilを使った機能の向上に関する事柄が多いので期待して待った。ズバリScribble(スクリブル)機能だ。ScribbleはSafariの検索欄やメールの新規作成画面で手書きで文字を入力できる機能で自動でテキストに変換される。これまで以上にApple Pencilを使った作業がシームレスに行えるようになる。
Apple Pencilの手書き文字をテキストに変換するScribble
1.Apple pencilで手書きメモやイラストを描く作業中にブラウザで検索する時などにそのままApple pencilで入力出来る。ただし現在は英語と中国語のみに対応している。※ローマ字入力で変換・検索可能
2.標準メモ.appのApple pencilを使った描画など
四角や三角、円などの図形をApple Pencilで描くと自動で線の長さや角度などを調整して整った図形に変換する。またテキスト入力用の手書きペンを使って手書きで文字を入力するとテキストに変換される。
Scribble機能を使った感想
先ず第一に日本語に対応していないため利用出来ない。無理して英語で入力したりローマ字で入力してみても使えなくはないが役には立たない。そもそも手書き入力のメリットが無い、テキストを入力するならキーボードやフリックで入力した方がはるかに早い。常日頃からApple Pencilを手放せないイラストレーターならともかく一般の我々には必要ない。実際に入力したがSafariの検索窓位ならともかく標準メモアプリでApple Pencilを使って手書き入力した文字をテキスト変換する事は不可能だ。たとえ日本語対応しても無理だしそのためのAppはmazecなどを使ったほうが効率的に違いない。かなり残念だった。また標準メモアプリでApple Pencilを使って簡単な作画をしてみた。今回の追加された機能の整形機能も今までの標準メモアプリには無かった機能だが余りにお粗末でGoodNotesを使ったほうがもっとスマートに出来る。
使い慣れていない性かも知れないが大変使いにくい機能でScribble自体をOFFにした。と言うのはiPadのテキストエディタを使ってフリック入力する時にApple Pencilで操作すると自動的にScribble機能が働いてフリック入力が出来なくなってしまう。いちいち切り替えて使うのも面倒なのでScribbleは外した。
iPadOS 14の新しい機能には以下のような項目がある。斬新というかMacの成り損ないのような印象でどの機能も使い難い。Universal Search に至っては使い方さえ分からない。Universal Search はあると便利なんだろうけれどSpotlightとは別にあるようだが検索窓さえ出し方がわからない。
各種標準Appのサイドバーの表示
サイドバーの追加で画面を切り替えることなくサイドバーから任意の項目へ移動出来る。
Universal Search ← ？？？
ウィジェットにより多くの情報表示
Siriの表示がコンパクトになった
期待していただけに残念だったし、これほど利用方法が複雑で理解しにくいアップデートは初めてだ。これからiOS14のアップデートがあるのでiPhoneに期待したい。と書いてる端から「空間オーディオ」はAirPods Proでしか使えないとある。。。。。
See you tomorrow!
