 今度でるiPadOS14のスクリブル機能が凄すぎる

 今回のApple WWDC20の中で個人的には期待度が最も高いiPadOS14のプレビューがありました。実際に試したわけではないので見た感想だけの報告です。YouTubeの画像を参考にしてもらえると分かりやすいと思います。


  iPadもiPadOSとしてiPhoneiOSから別れて独自のOSとなりトラックパッドやマウスの利用も自由になって進化を続けていますが、ここに来てますますMac化が進みつつあるようです。iPadOS 14ではFaceTimeおよび電話の着信、Siriの動作、検索がまったく新しいコンパクトなデザインになっているようです。またアプリケーションに新たにサイドバーとツールバーが追加されコントロールを一か所に集約して、より合理的に出来るようになっています。個人的に気になったのはApple pencilによる手書き機能の充実ぶりです。iPadのためのScribble(スクリブル)機能を含むApple Pencilの新機能は手書きの作業をまったく新しくしています。 ※ Scribble とはiPadのテキストフィールド上に直接文字が書き込める機能で即テキスト変換出来る。
  iPadアプリの任意のテキストフィールドに直接手書き入力すると自動的にテキスト変換します。手書きの文字は自動的にテキストに、手書きの図形は整形されます。現在のところ言語は英語や中国語ですが日本語の対応が待たれます。また住所を入力すればマップアプリを呼び出し、電話番号の入力から電話がかけられるようです。これらの手書きの文字をコピーするとテキスト変換されて他のアプリにペーストする事も可能になります。同様に他のアプリで検索する場合でもその検索フィールドに手書き入力すればテキスト変換されて検索が始まるようです。iMessageなどの返信も手書きで入力出来そうです。
  iPad miniの操作にApple pencilを使っているのでScribble機能は待ち遠しいです。現在はサードパーティ製のmazec手書きキーボードなどを使っていますがこれはキーボードの代わりに手書き入力フィールドに手書きで書き込むのですがScribble機能はそれぞれのアプリのテキストフィールドに直接Apple pencilで書き込めるという解りやすく理想的な入力方法だと思います。プレビューでは日本語の対応がまだのようですが近いうちに実現することを望みます。またiPadの世界が拡がってますますiPadらしいものになることでしょう。
See you tomorrow!

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