 固定電話を解約する

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 これだけ携帯電話が普及しても一般世帯の固定電話普及率は70%と高い値を維持しているそうだ。うちにも3回線3台の固定電話がある。2世帯同居だったのでそれぞれ1回線ずつとFAXが1回線になる。世帯が減ったのと、いろいろあって固定電話をやめようと思う。忘れた頃に電話が鳴る事がある。たいていは間違い電話か、何かのセールス電話で酷い時には詐欺の電話だ。だから固定電話は鳴っても出ないようにしている。急ぎや大切な電話なら携帯電話にかかって来る。どうしても気になれば着信記録から確認すれば良い。こんな状態なので固定電話なんて必要ない事は明らかで解約すれば良い。と分かってはいるのだが無くすとなると覚悟が要る。(何の覚悟か知らないが家人は反対するw)
 固定電話をなくすメリットは考えるまでもなく料金がかからない事だ。必要もない電話に毎月幾らかの料金を払い続けている訳で積もり積もればバカにならない金額になっている。断捨離とか大げさな事でなく根本的に無駄遣いだ。もう1つのメリットは先にも書いたように間違い電話やいたずら電話の対策だ。最近では電話による詐欺も巧妙になっていて、つい引っかかりそうなケースもある。
 では逆に固定電話を辞める=解約すると、どんなデメリットがあるのか確かめてみた。
1.固定電話がないと信用がなくなりクレジットカードの申し込みなどの銀行取引が出来なくなる。
2.勤先、学校などからの連絡先がなくなる。
3.もしもの災害の時に連絡が出来ない。
4.親戚や古い知り合いの電話が繋がらなくなる。
 デメリットを挙げるのに苦労するくらい思い当たる事がない。家人の心配するのは上記の4点だろう。
1.に関しては昭和の時代には電話の加入権が70,000円以上もした事もあった。そのためこの加入権を担保にお金を借りる事も出来た。だから固定電話を持っている事が一般人の常識であり信用になっていた時代もあった。しかし今やその加入権の値段も下がり、物価の上昇から考えても資産価値はほとんどなくなっている。よって固定電話の所有の有無が個人の信用に関わる事は無くなっている。
2.勤務先はもちろん学校などもほとんどの連絡は携帯電話が使用されている。そればかりか電話よりもメールやLINEによる方法が安全で確実である。今は自宅が不在になる事が多いので固定電話よりも携帯電話の方が確実に連絡がつく。
3.災害が起こったら、規模にもよるだろうが被害に会いそうなのは電話線や電柱、携帯電話の場合はアンテナになる。どちらも条件としては同じように使えなくなる可能性はあるがどちらかと言えば無線を利用している携帯電話の方が有利だろう。
4.親戚や古い友人もだんだんと世代が変わりつつある。昔ながらの生活環境や生活様式も変化しているため電話文化もそれなりに変化する。であろうし連絡先の変更は1度連絡しておけば済む問題だ。
 思いつくデメリットを可能な限りあげても固定電話を解約してはいけないと言うだけの理由にはならない。それでも固定電話の普及率がこれほど高いのが不思議だ。安いとは言え使いもしないものにお金を払い続けるのは不合理である。こうやって文章にしてみてやっと確信が持てた。明日にでも解約手続きをしよう。

。。。けど、心配だからFaxの1回線だけでも残そうかなぁ(^^;
See you tomorrow!

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