今の世の中、知りたいことがあればインターネットで調べれば瞬時に答えは返ってくる。検索するのに自分が思いつくような事柄ならば大抵の事はネット上にある。これは「知る」という事だ。誰でも物知り博士になれる。
「学ぶ」のと「知る」は同じことのようで全く違うものだ。「知る」というのは知らなかった新たな既存の事実をただ自分の中にインプットする事だ。知ることによって知識は増えて自分自身は変化するがそれだけで終わる。「学ぶ」というのはインプットされて知り得た事実に対してより深く勉強したり誰かに教えてもらうことにより知識を深めてより一層の変化を自分にもたらすことを言う。自分の得た知識を実際に工夫して活用することで自分自身も成長し対外的にも役に立ったり知識を教える側にもなり得る。受動的にインプットされる「知る」とは逆の能動的でアウトプット出来る側になれる事だ。
仕事にしても、ただ道具を与えられて使い方を教えられただけでは仕事というものを「知る」事が出来ただけだ。実際に道具を使って行動をして初めて仕事をするという事を「学ぶ」し誰かに方法を教えてもらって「学ぶ」であろう。そしてそれは経験となって人に伝えることも出来る。
学びたいことと簡単に言うが「学ぶ」にはそれなりの強い興味や関心も必要だ。また、ある程度の経費も必要になってくる。また始めたからには継続して何らかの結果も出したいし喜びもほしい。となると学ぶ事柄についてもよく吟味する必要がありそうだ。
まずは本当に学びたいことを知ることの方が先決だ。
See you tomorrow!
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