きみのMacにmacOS Montereyが使えるか [WWDC21]
つい最近にMacBook Air 2020IntelをmacOS Big Surにバージョンアップしたところですが、もうmacOS Montereyが発表されました。対応機種は以下のとおりです。当然Intel MacBook AirもアップできますがいよいよM1 Mac専用の機能もあって不安な部分もあります。
macOS Monterey サポート端末
| 機種名 | 時期 |
|---|---|
| MacBook | Early 2016〜 |
| MacBook Air | Early 2015〜 |
| MacBook Pro | Early 2015〜 |
| Mac mini | Late 2014〜 |
| iMac | Late 2015〜 |
| iMac Pro | 2017〜 |
| Mac Pro | Late 2013〜 |
主な新しい機能
・Safari
タブバー はウェブページの色を採用して、タブ、ツールバー、検索フィールドを一つのコンパクトなデザインに組み合わせている。
タブグループ は複数のタブを簡単に保存し、管理する新しい方法で、旅行の計画やショッピング、毎日使うタブの保存に最適。また「タブグループ」はMac、iPhone、iPad間で同期する
・ショートカット
iPhoneやiPad上と同様に毎日行うタスクを自動化し、生産性を最大限に高めるために役立つ。
macOS全体に統合されており、メニューバーでも、Finderでも、Spotlightでも、さらにはSiriを使えばハンズフリーで、開いているアプリケーションに関係なく簡単にショートカットを実行できる。「ショートカット」に既存のAutomatorのワークフローを簡単に読み込める
・メモの新機能
「クイックメモ」はシステム全体で、どのアプリケーションやウェブサイトでもメモを取ることができる新しい方法を採用。
・集中モード
現在の作業に関係のない通知を自動的にフィルタして、作業に集中することができる。
・FaceTime
通話を自然に、実際の会話に近い形にする一連の新しいオーディオ機能とビデオ機能が搭載されている。
・SharePlay
FaceTimeで通話をしながら体験を共有するパワフルなシステム機能です。
・あなたと共有
写真、ビデオ、記事など、メッセージを通じて共有されたコンテンツのすべてを、写真アプリケーション、Safari、Apple Podcast、Apple News、Apple TVアプリケーション内の「あなたと共有」タブで直接、簡単に見つけて楽しむことができる。
・ユニバーサルコントロール
1つのマウスとキーボードでMacとiPadを行き来するシームレスな体験を可能にします。設定は一切不要。
・MacにAirPlay
最新の映画、ゲームから、休暇中に撮影した写真、プレゼンテーションまで、ありとあらゆるものをiPhoneまたはiPadから直接Macの美しいRetinaディスプレイに再生、表示、共有できる。
・マップ
新しいインタラクティブな地球や、驚くような没入感のある詳細な都市の体験によりMacの大きく美しいディスプレイ上で、まったく新しい方法で、地球の美しい自然を行き巡り、探索することを楽しめる。
・テキストの認識表示
デバイス上の機械学習を利用して、写真にある文字情報、例えば電話番号、ウェブサイト、住所、追跡番号などを検出するので、ユーザーはコピー＆ペーストや電話をかけたり、ウェブサイトを開いたり、情報を見つけたりすることができる。
・iCloud+
「メールを非公開」、拡張されたHomeKitセキュアビデオのサポート、革新的な新しいインターネットプライバシーサービスであるiCloud Private Relayなどの新しいプレミアム機能が追加料金なしで加わる。
・AirPods ProおよびAirPods Max
M1チップを搭載したMacで、空間オーディオによる映画館のような体験ができる。
・プライバシー機能
メールアプリケーションのアクティビティに関する情報をメールが収集できるかどうかをユーザーが選択できるようになり、Macのレコーディングインジケータが、どのアプリケーションがMacのマイクにアクセスしているかを表示する。
・アクセシビリティ
マークアップから直接、代替の画像テキストを追加できるようになり、フルキーボードアクセスが向上し、新しいカーソルカスタマイズオプションによってより柔軟にMacを操作できる。
・Face Timeで背景をぼかす
・画像から文字認識する「テキストの認識表示」
・「マップ」で、標高、詳細な地図を表示する
・アイテムを3Dスキャンできる新しい「オブジェクトキャプチャー」機能
・時間制限の無い音声認識
今日のまとめ
OSのバージョンアップにMacが対応していけるのが最も望ましいのですが、そうでないMacでも実際の作業には支障はでません。操作する人のスキルアップがついていけないのが現状でしょう。今回のWWDC21の発表はMacやiPadなどを連携して活用できるようになる事が最も楽しみです。
See you tomorrow!
