 一本指でショートカットキーが入力できる「複合キーを有効にする」設定[Mac]

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 Macのあらゆる操作を少ないキーの組み合わせで入力してできるショートカットキーは常に使っています。ショートカットキーは便利なのですが覚えるのが大変なのと複数のキーを一度に押す必要があるのが難点です。しかし「複合キーを有効にする」機能を使えば装飾キーを押せば、押された状態が維持されるので指を離して次のキーを押してショートカットキーとすることが出来ます。2つのキーならともかく3つのキーの同時押しが押しにくい場合やそれぞれのキーが押しにくい位置にあるときに操作しやすくなります。加えて押した装飾キーを画面の任意の位置に表示できるので操作状況が確認できます。

 複合キーを有効にする

1.「システム環境設定」→「アクセシビリティ」→「複合キーを有効にする」にチェックする
※「オプション...」キーで
・Shiftキーを5回押して複合キーのオン・オフを切り替える
・装飾キーが設定されたときにビープ音を鳴らす
・押されたキーを画面に表示
の3項目が追加設定できる。「押されたキーを画面に表示」では押した装飾キーが画面に表示され、その位置も変更設定できる

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 今日のまとめ

 複合キーに慣れてくると、複雑なキーはもちろん、たった2つのキーでさえ複合キーの方が使いやすくなります。「space」キーを2回押すとCaps Lockキーを押したのと同じ状態になります。また「⌘+C」のコピー操作をする時、「⌘」を二回続けて押すと「⌘」キーは押された状態にロックされて「C」キーを押すだけで連続してコピー操作が出来るようになります。キーロック状態を利用中な事を忘れにくくするためにも画面に表示すると確認できます。※ロックされると表示が濃くなります。
See you tomorrow!

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