ストレージ256GBで出来る断捨離
断捨離というと何でもかんでも捨ててしまって必要最低限の生活を送らなければならないようなイメージがある。この裕福で物があふれる世の中で、そんな仙人のような生活が送られるわけがない。断捨離の定義にも「入ってくる不要な物」「家にずっとある不要な物」「物への執着」これらを捨て去るとある。単純に考えると物理的に量、あるものをすべて捨てて質素な生活をすることのようだが大切なのは捨て方、つまり内面、考え方が大切だ。
「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である 断行 (だんぎょう)・ 捨行 (しゃぎょう)・ 離行 (りぎょう)に対応し、 断:入ってくる不要な物を断つ。 捨:家にずっとある不要な物を捨てる。 離:物への執着から離れる。 という意味がある。
断捨離 - Wikipedia
本が好きで蔵書に埋もれた生活をしていたり、音楽を古くから愛し今では貴重なレコード盤やCDディスクの整理がつかなくなっていたり、記念に撮りためた友達や家族の夥しい数の写真などをアナログデータとして保存するにはスペースや保存しているモノの内容の整理・管理に限界がある。断捨離の中で「物への執着から離れる」の項目がもっとも厄介で、物への思い入れという精神的な部分が絡んできて捨てがたい部分である。
書籍、CD、写真などは特に思い入れが深くて捨てにくいものだ。お気に入りのハードカバーの本は何度も読み返すし、その時のページを捲る感触や紙の匂い。今ではターンテーブルが使えなくなって聴くことができないけれどもその古びたジャケットにこめられた思い出。スマホやデジカメが常識になっているのでプリントされたアナログ写真の方が珍しくなった写真アルバム。これらは現物で保存してそれ以外は電子化して保存するといい。書籍は必要なものはスキャンして保存するか今後の購入書籍はKindleなどので電子書籍を購入したり青空文庫でWeb読書をしてみる。音楽はストリーミング中心にしてCDなどはクラウドに保存する。古いアナログ写真は大切に保存するがデジタル写真はamazonフォトやiCloudに任せてしまう。ちなみに256GBのスマホやパソコンにローカル保存するとしてのその保存料の目安は以下のようになる。
種類 | 単容量 | 可能保存量 |
---|---|---|
小説・ビジネス書 | 20~30mb/冊 | 約10,000冊 |
漫画 | 50mb/冊 | 約5,000冊 |
写真集 | 300mb/冊 | 約800冊 |
音楽 | 128kbs MP3 4分/曲 | 約60,000曲 |
スマホ写真 | 2mb/枚 | 120,000枚 |
動画 | 高画質(9mbps) | 60時間 |
今日のまとめ
256GBに収納できるデータの大きさは表のとおりだ。個人のパソコンやスマホに保存しても良いが外付けのHDDに保存したりiCloudなどのクラウドに保存しても良い。確実に部屋が片付き広くなる。
See you tomorrow!