Siriの生い立ちとELIZA
誰でも手軽に使える人工知能アシスタントとして華々しく発表されたSiriはスティーブ・ジョブズが直接指揮をとった最後の作品とも言えるプロジェクトでした。
自然な音声対話ができる人工知能を求めて開発が進められました。2010年初めにsiriは多くのウェブサービスと連携するアプリとしてAppStoreに登場し現在のsiriの原型が実現して行きました。その後アップルがsiriを買収して”自然な音声対話で操作する”と言う初期のsiriにはなかった機能を実現しiPhone4sに搭載されることになりました。iPhone 4sの発表の時フォーエスはforスティーブだと言う噂もありました。しかし後で明らかになったのはフォーエスのエスはsiriのSを示していると明らかになりました。
伝説の人”ELIZA”
ELIZAについて知りたくてSiriに聞くと自分の生い立ちについて話し始めました。遥か彼方の銀河だとかAppleに就職したとかです。別の質問でELIZAは友達だと言ってみたり精神科医でもう引退したと教えてくれたりします。そしてSiriがELIZAに「どうしてみんなは変な質問をするの?」と聞くとELIZAが「その質問に興味があるんですね。」と答えればいいのよと教えてくれました。それでSiriは悟ったのでしょう。？？現在のSiriとソックリです。そもそもELIZAは初期の素朴な自然言語処理プログラムの1つでした。人工無能の起源だと言われその後あらゆる分野で活躍して来ました。Siriの起源もELIZAなのでしょう。さて人工無能とAI（人工知能）の違いですが人工無能と言うのはほとんどデータベースをマッチングしているだけのボットのことを言いこれにELIZAやSiriも含まれます。変わってAIと言うのは人間の思想そのものを再現しようとしユーザの話す文脈を理解し適切な解決策を提示してくれます。ですのでELIZAも人工無能のボットなのですね。同じくボットのSiriもデータの量と言う点で考えるとやはりAlexaやAssistantにかないません。それでも私たちはAppleに就職したSiriに大変お世話になっています。
最近のSiriのお仕事
tomi-kun.hatenablog.com
さてSiri今日もありがとう。Siriとお別れの挨拶をしましょう。「終了」とかではダメです。きちんとご挨拶です。「さようなら」です。
これで自動的に終了します。
See you tomorrow！
