 近くのクスリ屋がau PAYを始めた

 

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近所のクスリ屋で犬のおやつを買うのですが、そこは私がいつも使うApple PayもQUICPAYも使えないため現金払いでした。最近はApple Storeでさえau WALLETで支払うキャッシュレス人間になってしまったので億劫で仕方がなかったです。ところが最近になって、レジにau PAYの文字を見かけたのでさっそく使ってみました。普通に使えるんですが、一々QRコードを提示するのは面倒なので出来れば早くQUICPAYに対応して欲しいものだと思いました。FeliCaを使ったQUICPAYの便利さに慣れてしまったので、何を今更au PAYなのか不思議です。何か特典でもあるのかと調べたところauスマートパスプレミアム会員 はau PAYのポイント還元率が200円で1ポイントから3ポイントになるようです。還元率が200円で3ポイント、つまりは1.5%還元は他のコード決済サービスやクレジットカードと比べても高い部類に入ります。それにQUICPAYが使えないクスリ屋でもau PAYは使えるという事は後発のコード決済の割には使える(予定)店舗が多くなるような気がします。ちょっとだけ面倒ですが出所は同じau walletだからまぁ良しとしますか。利用者のメリットとしてはauPayは楽天ペイと提携しています。実質au楽天、相互援助という印象です。au楽天のコード決済網を利用しようという事です。先程から言っているように、コード決済の最大の弱点は使えるところが少ないところにあります。特に遅れて出てきたau PAYは不利です。

現状の決済方法は99%は現金で支払いでその次にクレジットカード、交通系ICカードなどと続きローカルな地域通貨などを除いてコード決済は今のところ決済できる数はほぼ最下位です。

近く、楽天はキャリアに進出する予定です。そこでau楽天のコード決済網を提供してもらい代わりにauが持っている電波の一部を借す事にしたようです。auが相互利用の代償に差し出した「回線」今回のパターンでいくと後発のauPayは加盟店が少ないことで競争力が他よりも弱く、そこが弱点になるためにその補強として現在コード決済ではブランド力もあってかなりの力を持っている楽天ペイと提携をしたという事です。そして、キャリアになった楽天は自前の電波を持てたからと言ってもそれを全国くまなく展開するには膨大な費用と時間がかかり事業の経営が成り立たなくなります。ですから楽天はとりあえず自前の設備でサービスを始めるのは都会だけで、それ以外の地域はauの電波を間借りさせてもらうようにしたのだと思われます。 しかしauにはもっと重大な弱点がありました。auPayはauWALLETの残高を利用するため auWALLETカードがなければ使えません。夏頃にはキャリアフリーになるとのことですが少なくともサービス開始時点ではauユーザーしか利用出来ません。au WALLETなどを管理するauIDはauの携帯電話を契約していなければ使えません。

遅まきながら登場したau PAYですがauオーナーの私でも使いにくいですね。ほとんど毎日使うツールとしてはFeliCa対応のQUICPAYがベストです。今回のようにQUICPAYが使えず仕方なくau PAYを使うのならともかく、少し残念です。

結局auのユーザー獲得促進活動とauスマートパスプレミアム会員増進としか思えないauPAYでした。

See you tomorrow!

 

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