スーパーナチュラルはディーンとサムのウィンチェスター兄弟がアメリカ合衆国各地を旅しつつ、スーパーナチュラル(超自然的存在・悪霊・悪魔)を狩るといった内容のアクション・ホラー・サスペンスです。
Huluで放送中でシーズン1を観ただけで夢中になってしまいました。何となくレトロな良きアメリカっぽくて楽しんで観ています。はっきり言ってホラーなのですがドロドロした不気味感・不潔感がなくスッキリ観られます。西部劇に似ていると良く言われるらしい。個人的にはディーンが好きなのですが一般的には弟のサム・ウィンチェスターの方が人気があるようです。もう一人渋い役者に注目していますカスティエル役のミーシャ・コリンズです。
あゆみ
シーズン |
エピソード |
米国での放送日 |
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初回 |
最終回 |
1 |
22 |
2005年9月13日 |
2006年5月4日 |
2 |
22 |
2006年9月28日 |
2007年5月17日 |
3 |
16 |
2007年10月4日 |
2008年5月15日 |
4 |
22 |
2008年9月18日 |
2009年5月14日 |
5 |
22 |
2009年9月10日 |
2010年5月13日 |
6 |
22 |
2010年9月24日 |
2011年5月20日 |
7 |
23 |
2011年9月23日 |
2012年5月18日 |
8 |
23 |
2012年10月3日 |
2013年5月15日 |
9 |
23 |
2013年10月8日 |
2014年5月20日 |
10 |
23 |
2014年10月7日 |
2015年5月20日 |
11 |
23 |
2015年10月7日 |
2016年5月25日 |
12 |
23 |
2016年10月13日 |
2017年5月18 |
この超ロングランドラマを知らなかったのが不思議です。
面白さは観れば分かる!ですが毎回出てくる宗教用語?を少しまとめてみました。
予め知っておくとドラマが理解しやすいです。
宗教用語
天使 (angel)
人間を慈しむ慈愛を持つと天使が信じられているのは人間が作った概念に過ぎず、ザカリアや神を裏切ったウリエルなどを見れば他の天使も「慈愛」などは期待できない。また超常的な物(瞬間移動や念動力など)を省いた身体能力も、普通の人間よりはるかに高い。
悪魔を遥かにしのぐ能力を有するが、アラステアなどの中堅悪魔に対しては苦戦を強いられることもある。
大天使 (archangel)
通常の天使とは一線を画す高位の天使。
その力も絶大で天使たちからも畏怖されている。
神に最も近い存在とされており、現在作中で確認されているのはミカエル、ガブリエル、ラファエルの三体のみである。ルシファーも元は大天使だった。
キューピッド(cupid)
下位の天使で、階級はケルビム。
番組では神話にあるような幼い子供の姿ではなく、パンツ一枚の太った中年男性。男女の仲を取り持ち、双方にエノク語を刻む。
悪魔 (demon)
魔王ルシファーの手によって生み出された闇の住人。
容姿は中世の絵画にでてくるようなものではなく、黒い煙のような姿ではっきりとしたものではない。彼らは直接的には人間たちに干渉できないため人間に憑依する。クリスト(ラテン語の「キリスト」)という言葉にも反応を示し、聖水などの祝福を受けたものに触れると火傷を負う。
悪霊 (vengeful spirit)
この世に未練を残した人間の霊魂は、時として生きている人間に牙を剥く。方法はさまざまだが、自分が死んだ、または殺された方法で襲う場合が多い。
塩や錬鉄に弱いが、あくまで動きを封じるだけにすぎない。悪霊を浄化するには、その悪霊の者の墓を暴き遺体に塩をまいて再び焼くか、悪霊の思念が乗り移った道具を焼く必要がある。
また、教会などの聖なる場所には近づけず、入り込むと消滅することもある。
魔女 (witch)
悪魔と魂の契約を結んでいる人間。日本語では「魔女」と呼ばれているが、欧米においては「Witch=女性」というわけではない。中には黒魔術で老化を抑え込み、何百年も生きていることがある。基本的に黒魔術を使え悪魔の手先である以外は人間。
霊 (spirit)
上記「悪霊」とは違い「悪」の属性を持たない霊。地縛霊、浮遊霊など。
死神 (reaper)
死を司る神。
絵画で描かれているような鎌を持った姿ではなく、スーツを着た不気味な老人の姿で現れる。狙われている本人にしか姿は見えず、死神に触れられればたちまち命を吸い取られてしまう。人間が黒魔術によって死神と契約すれば、奪い取った魂を他人に譲渡することが出来る。
ウェンディゴ (Wendigo)
妖怪。
カナダなどの寒冷な地方の山中に棲んでいるとされているが、本作ではアメリカの北部の森林に生息していた。インディアンの間に伝わる妖怪で、もともとは人間であったが、餓えのあまりに人肉を食らったために、霊的な力が備わり怪物となった。身の丈は2mぐらいの大男である。両手に5本の鉤爪を持ち、動きが素早く、人間の声を真似る。
銃や刃物などの武器は効かず、倒すには燃やすしかない。
ゾンビ (zombie)
呪術によって蘇った死者。
初期段階は生者の記憶を有し、喜怒哀楽の感情を持つ。その後、変異が始まると思考が止まり人肉を食らう魔物になる。
アルファ (Alpha)
ヴァンパイアやゾンビ、人狼、鬼など、その怪物の始祖。
マザー(イブ)によって人間よりはるか以前に生み出された。
天界に身を置く天使と神、そして神によって創造された人間たち、そしてそれらと対をなす地獄を発祥とするルシファー及び悪魔たちとも根本的に異なる存在とされており多くが謎に包まれている。
シェイプシフター (shapeshifter)
いろいろな人間に姿を変えることが出来る上に、対象者の記憶も盗み見てしまう。
別の姿に変身する際には脱皮するので、脱皮した場所にその皮が落ちている。
退治する方法は心臓に銀のナイフや銀の弾丸を撃ち込むこと。銀が一切通用せず一瞬にして服装を含め対象者に変化できる能力に加え、象捕獲用の麻酔弾でも怯まないタフさを持っている。
ヴァーナー (vanir)
異教の神。
不気味なかかしの姿をしている。土地繁栄の北欧の神で、男女の生贄を捧げることでそこに住む住人たちはその土地を潤していた。ヴァーナーは手についている鉤爪で生贄を殺して、生贄を自分の体に取り込む。
退治する方法は、ヴァーナーのエネルギーの源である聖なる木を燃やすこと。
ダエバ (daeva)
ゾロアスター教において邪視されている悪魔たちの総称。姿は肉眼では捉えられず、唯一、影だけがその姿を映し出す。狙われた相手はたちまち切り裂かれバラバラにされてしまう。
有効な撃退方法は無いが、影が写っている時、それを打ち消すほどの強い光を放てば、足止めすることは出来る。
タルパ(モーデカイ)
妖怪。
人々の想念によって生まれた化け物。人々が想像したとおりの姿、性質に変化する。
シュトリーガ (shtriga)
人間の生命を摂取する妖怪。
特に子供の生命力を好んで吸い取る。普段は他人に怪しまれないよう人間に化けてターゲットを探している。
シュトリーガは不死身であるとされていたが、人間の生命力を吸い取っている最中に清めた鉄の弾丸を撃ち込めば殺すことができる。
吸血鬼 (vampire)
人間の生き血を数日かけて吸い取り殺す。もともと人間だったが、吸血鬼によってそれ自身の血を飲まされると同族になってしまう。普段は人間と変わらないが、歯茎の中に鋭い牙を隠している(自由に出し入れすることができ、歯茎を押せば他人でも押し出せる)。
日光や十字架は効果がないが死人の血に弱い。彼らを殺すには首を切り落とすしかない。
古代ヒンドゥー教に伝わる妖怪。20年の周期で人肉を食べるために活動する。姿は透明であるが、普段は人間の姿をしている。招き入れられないと人家に侵入できないため、ピエロの姿に変装して幼児に接近する。家に入った後は、その子供の両親を食い殺してしまう。子供は単に、食料としては小さすぎるために襲わない、と推測される。
倒すには真鍮製のナイフ(もしくは真鍮製の鋭利なもの)が必要。
快楽殺人鬼 (human hunting)
殺人衝動が異常に強く、外界との連絡を一切絶ち家族で人間狩りを行なっていた。一旦誘拐し幽閉した対象者を逃がし、それをまた自分達の手でハンティングするという独特な殺人方法を持っていたようである。彼らは種族的にはあくまで人間であるが、本作においては怪物と同等の扱いをなされている稀有な例である。
本来物事を引っ掻き回す悪戯者だが、物質を実際に作り出す能力や時間を操る能力を保持し、自らの指針によりその特性を使って人を殺す。人に害をなすが、その名の通り単純な悪者とはいい難いところがある。
人狼 (werewolf)
普段は人間であり、人狼に変化した際の記憶が残らない。満月前後の夜において活動し、噛み付くことにより他者を人狼にすることもできる。
倒す方法は心臓に銀の弾丸を撃ちこむこと。
怒りを感じることでも変身し、変身中は理性を失う。
ジン (Djinn)
夢(願いがかなった理想の夢、またはその逆の悪夢)を見せる毒を自在に操り、相手がその夢を見ている間に血を吸う。
姿は人間と大差ないものだが、全身に変化する入れ墨を持つのが特徴の一つ。
退治方法はジンの心臓を羊の血のついた銀のナイフで刺すこと。
チェンジリング (changeling)
「取り換え子」とも呼ばれる。子供をさらって子供そっくりに化けたチェンジリングの子供と入れ替える。入れ替えた子供はどこかに隠しておくらしい。入れ替わったチェンジリングの子供はその家の母親の首筋から骨髄液を吸って食料にする。子供と母親を守る存在の父親を真っ先に殺してから入れ替えを行う。
ホールド・ニッカー
異教における「冬の祭りの神」。大勢の信者がおり、年に何百人という生贄を喰らっていたが、キリストの登場によって信仰を失い落ちぶれていた。殺すためには常葉樹で作った杭が必要。これといった異形を持っておらず、人間の夫婦の姿をとっていた。
ドラゴン
伝説で語り継がれてきた炎を吹く双翼の竜。倒すにはドラゴン自身の血液で鍛えた剣(エクスカリバーや聖ジョージの剣など)が必要。
クロコッタ
人間の魂を吸う妖怪。電話会社に潜伏し、故人の声マネをして対象の人間を自殺に追い込むことで獲物を喰らう。
ルーガルー (Rougarou)
生まれてから一定の期間、人間と全く同じように成長・生活するが、ありとあらゆる種類の肉に対して食欲を感じるようになり、最終的には人間の血肉を欲するようになる。一度人間の血肉を摂取してしまうと人間とは別の生き物になる。親から子へ遺伝する。
怪物の姿になってしまってもそれまでと同様に人の言葉を話し家族を思う気持ちも持っている。それでも食欲を抑えることが出来ず葛藤している。
火で燃やすことで倒せる。
震々 (Buruburu)
その正体はかかった人間を臆病にする幽霊病で、かかった者はあらゆるものに恐怖を感じるようになり、最終的には恐怖のあまりショック死するという。「幽霊の起こした呪い」のようなものであるため、根本の悪霊を退治すれば消失する。
セイレーン(seiren)
対象の望む姿に変身することができ、唾液から毒を注入することで人を操りその人物の愛するものを殺させていた魔物。その動機は「人を殺すほどの愛を向けられると気分がいい」というものだった。
唾液に含まれる毒はセイレーン自身にも有害であり、セイレーンの体内に唾液の毒を入れることで殺すことができる。
鏡に映る真の姿はミイラのように醜悪。
グール
墓地や霊廟に葬られた死体を盗み出しては喰らう怪物。人間に化けることができる。頭部が弱点。
地獄の猟犬 (hellhound)
姿は肉眼では見えないが、足音や唸り声などは聞こえる。高位の悪魔などは独自に従えている。その姿を見ることが出来るのは、悪魔と天使、死期が近い者、聖油で焼いたメガネを装着した者だけ。
個体によってサイズが異なる模様。専門家と自称するクラウリーが従える個体はかなり大きい。
命令によっては悪魔すら襲うため、恐れられている。
スキンウォーカー
動物などに変身することが出来る魔物。家庭のペットの犬に変身し潜伏、社会を成し時期が来れば家族に噛みつき変異させ同胞をねずみ算式に増やそうとしていた。
弱点は狼人間と同じく銀。
レプラコーン
妖精の一種。その家の長男と妖精が住める場所を提供することを条件に願いを叶える。
宇宙人による拉致に見せかけて町の人間を攫っていた。人間の姿をしているが強力な魔術を使う。鉄が弱点だが完全に倒すことはできないため呪文により封印する必要がある。
水を介して人間に取り付く以外に皮膚や毛髪からDNAを読み取り姿のみならず記憶や思考も含めた、その人間の全ての情報を得ることで完璧に成りすますことが出来るため人間社会に対しての学習能力・適応能力は非常に高い。銃弾や刃物で受けた傷からは黒い体液を流し、人間を捕食する際などには擬態した人間の口から蛇のような舌と鋭い牙を持った巨大な顎を曝け出す。
銀の銃弾といった魔物に有効な武器はおろか天使や悪魔の力も一切通用せず、不死身に近い生命力を持つ他に素手で体液を流し込んで天使を殺せるなど単体でも非常に強力かつ適応能力の高さと数を活かして擬態した人間の地位や職業を利用した幅広いネットワークを作って暗躍するため魔物としては最強クラスの存在。
自身を含めた同族に捕食される以外に完全に滅する方法は無いが唯一ホウ酸を溶かし込んだ液体には弱味を見せ、悪魔に対する聖水の様に皮膚が焼け爛れ怯ませることが出来、首を落として胴体と引き離せば行動不能にはなる。
オオカミ
本来は日本にのみ住む妖怪。
人間を襲い、倒すためには神主に御祓いしてもらった竹の短剣で胸を7回刺す必要がある。
ゴーレム
泥でできた魔物。
人によって造られ、人の命令を聞くが、そのためには自分の名前を書いた巻物をゴーレムの体内に入れておかなければ支配することはできない。ただし、ゴーレムには知能と不安定ながらも感情が存在するため、ゴーレムの旧支配者の息子等何らかのつながりがある場合は支配せずとも命令を聞く。
弱点として前述の巻物が体内から除去されると動かなくなってしまう。
天使と人間の子孫の半人半天使。
天使と人間が子供をもうけることは禁じられているため現在地球上で一体しかいない。
人間の中から天使を見分けることができる他、天使の攻撃にも耐えることが出来る。
弱点は天使の剣。
ざっとこんな感じの悪魔などが登場してきます。ワクワクしませんか?(笑)
続いてはディーンたちの武器や道具です。
キーワード
インパラ
本作に登場するウィンチェスター兄弟が運転するシボレー・インパラ。
トランクには魔物退治に必要な様々な武器が詰め込まれている。ディーンがジョンから貰ったもので、ジョン曰くディーンは手入れをしていないらしい。ディーンがフライト恐怖症のため、兄弟はどこに行くにもこのインパラで移動する。
EMF探知機
悪魔や悪霊の痕跡を電磁場の変化として探知する。電圧器が近くにあると反応してしまうので効果がない。
ディーンが使っているものは探知すると点滅と音で知らせてくれる。サムが「壊れたウォークマンみたい」と言ったところ、どうやら本当にウォークマンから作ったようである。
破魔の弾丸。銀は祝福された物質、特効薬的な物の代名詞として使用されることがある。
塩
塩は邪気を払うことで有名な物質。悪魔や悪霊はその上を跨ぐことができず、一瞬だが吹っ飛ばす効果が得られる。
器(うつわ)
人間界で天使が憑依する人間の呼称。
悪魔と違い、天使が好き勝手に人間に憑依することはできず、その際は人間側の同意が必要となる。
コルト
1800年代のアラモでの攻防の頃、サミュエル・コルトがあるハンターのために製作した回転式拳銃。その銃と同時に新鋳された13発の銀の弾を併用することによって、闇に属するすべての存在を倒すことが出来る。
悪魔退治に使う際、憑依された者の体に弾丸を撃ち込むことで退治できるが、同時に憑依された者の肉体も傷つけてしまうことにもなる(撃ち所によってはその者も殺してしまう)。
聖水
十字架を浸し浄められた水。悪魔祓いの際、悪魔を苦しめる物として使用される。
ウィンチェスター兄弟はペットボトルや缶ボトルに入れて持ち歩いている。悪魔に憑依された者が触れると強烈な火傷を負う
聖油
標的を中心にサークル上にまき、火を点けることで聖炎を焚くことができる。
この油で燃え上がった聖炎は、ラファエルやガブリエル等の大天使さえ一方的に閉じ込めることができ、また触れれば死んでしまうとのこと。
抜け殻となった器からその天使と連絡を取ったりと、儀式にも使えるようである。
十字路
赤い目の悪魔と出会える場所。
ソロモンの輪
悪魔をソロモンの輪の中に入れ、悪魔封じをするため悪魔祓いをする。悪魔は地獄に送り返され取り憑かれていた人間は開放されるが、ほとんどの人間が悪魔に肉体を酷使されているため死亡する。ワイオミングにコルトが作ったソロモンの輪は教会と鉄道による大掛かりなものである。
パル・サンド
アイザックとタラマが使っていた、ペルーで採れる聖なる木をけずった杭。
聖水と同様の効果があり、憑依された人間をこれで磔にして退治する。
呪い袋
魔女が使うもので、必要な材料に黒魔術を施した形で効力を発揮する小袋。
ルビーのナイフ
刀身部分に退魔の意味らしき文字が刻まれている"悪魔を殺せるナイフ"。
悪魔に憑依された者の体に突き刺すことで退治できる便利な武器だが、コルト同様、憑依された者の肉体も傷つけてしまうことにもなる(刺し所によってはその者も殺してしまう)。
悪魔の血
サムを初めとする選ばれし者達が生後6ヶ月目にアザゼルによって飲まされた、悪魔に憑依されている状態の人間の生き血。
覚醒したサムにとっては栄養剤的存在であり、念力(悪魔封じ)を使い続ける上では必要不可欠なもの。大量に摂取すればする程に念力のレベルがアップするようで、ルシファーの配下の悪魔を手をかざすことなく一瞬で葬ってしまう程。
途中で摂取することをやめてしまうと、麻薬中毒者のような依存症となり、幾度か断つことを決意したサムの身心を大いに苦しめた。
血文字
自らの血で描き、その血文字に掌を押し付けることで、天使を強制的にその場からいずこかへ消しさることができる。
天使の恩寵
天使が天使たるために必要なものですべての天使に備わっている。
これが体内から除かれた場合、天使としての力を喪失し、人間同然になってしまう。
魔除けのペンダント
幼い頃、サムがボビーからもったもので、ジョンのクリスマスプレゼントとして用意していたが、約束を破ったことで代わりにディーンに渡し、以降、ディーンが常に首からさげているペンダント。
非常に強力なもので、神が近くにいると熱を発し探知機にもなる(サム曰く"神専用のEMF")ことが、カスティエルによって明らかになった(実際の効力は未だ不明)。
ルシファー復活後に、神を捜し求めるカスティエルが必要だと頼み込んできたことで、一時的にディーンが貸したが、兄弟が天国へ行った際に、ジョセフからこのペンダントも神を探すのには役に立たないと言われたため、カスティエルからディーンに返される。さらに、天国でサムにとっての幸福は家族から離れることであったと知ったディーンは、かつてサムからもらったペンダントを、モーテルのゴミ箱に捨てた。
騎士の指輪
ルシファーが呼び出した地獄の騎士達がつけている指輪。
騎士達が個々の能力を使うために必要なもので、見た目は結婚指輪のようなものから派手な物まで四つあり、全て集めて呪文を唱えることで、ルシファーが閉じ込められていた檻の扉を開くことが出来る。
死神の鎌
アラステアが封印を破る目的で死神を殺すのに使った。
悪魔や魔物はもちろん、天使や騎士をも殺すことができると言われているが、真偽は定かではない。よく描かれている身の丈を超えるような大鎌ではなく、錆びた草刈り用の鎌のような形をしている。
天使の剣 (つるぎ)
天使が持つ天使をも殺すことができる武器。
綺麗な光沢があり、片手で扱うため短く(サバイバルナイフぐらい)、槍のような刃先をしている。
剣を加工して対天使用の銃弾を造ることもできる。
モーゼの杖
天界の武器。
バルサザールによって盗み出され、ルシファー無きあとの内戦状態の天界の混乱を収めようとカスティエルが行方を捜している武器の一つでもある。
実際、劇中に出たのは杖ではなく、バルサザールによって切り分けられた一部だったので、一見ただの棒切れだった。
石版(タブレット)
神の言葉を書記の天使メタトロンが書き写したもの。
天使でさえも意味を理解することが出来ず、預言者といわれる選ばれた人間のみ解読できる。
リヴァイアサンタブレット、デーモンタブレット、エンジェルタブレットなどが存在し、どれもがその存在の存立に重大な影響を及ぼす内容になっている。
悪魔が地獄から地上に来る際に通る門。
門は各所に存在し、ある門を閉じるだけではそこからの悪魔の侵入を食い止められるだけであるが、地獄の試練を達成するとすべての門を閉じることができ悪魔を地獄に封印できる。
地獄の試練
神が地獄の門を閉じようとする者に課す試練。
第一の試練(地獄の猟犬を殺しその血を浴びる)、第二の試練(無辜の魂を地獄から救済し天国に送る)、第三の試練(悪魔の浄化)のすべてを達成した者が門を閉じることが出来る。
ただし、全てを達成し門を閉じた時点で試練の実行者は死ぬこととなる。
カインの刻印
人殺しの元祖 カインの腕に刻まれている刻印。
刻まれた者は殺人衝動に駆られ殺さないと血を吐いて苦しむ。
刻印を刻まれた者は死ぬと悪魔になる。刻印は元々、ダークネスを封じる鍵と錠前の役割を果たすために作られたが、刻まれた者は堕落してしまう。
原始の剣
カインがアベルを殺すのに使った下顎の骨で作った剣。
この世のすべてのモノを殺せる剣。ただし、刻印を刻まれた
こういった単語を見ているだけで少年になります。
正義と悪がはっきり区別出来た良き時代の物語で根底には人間の優しい抒情詩が流れているようで感動的でさえあります。
See you tomorrow!