 バレットジャーナルとiPadとハンドライティングと

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 昨今、注目を浴びているバッレットジャーナルですが手書きメモ好きな者としては大変気になります。ITmediaの「人類最強のメモ術」を教えようーーバレットジャーナルの発案者ライダー・キャロル氏のインタビュー記事を読んで自分にも当てはまるかどうか考えてみました。 所々にインタビューの内容を参考にしながらメモって整理しました。先ずはバレットジャーナルとは何なのか?書店に売っているのか、ですがざっと書き出すとこんなもんです。

▷バレットジャーナルの「バレ ット」とは「・」のことで、 「箇条書き」のスタイルだ (ライダー・キャロル)

1.簡潔な文、箇条書き短文で書く

 2.to doリスト 、スケジュール帳、日記、全部揃って"自分" 。今自分が行なっている事を全部書く→自分の夢を忘れないために

▷自分自身を深掘りして問いかける機会がありません。外から与え られた目標でしかない。自ら が求めているものを知らなけ れば、それを手に入れること はできません。(ライダー・キャロル)

 3.記号とKEY

箇条書したアイテムの横に記号を付けて確認しやすくする。完了後も消さずに上書きで処理する。記号の意味を忘れないようにキー(手がかり)をジャーナルの前に表記しておく ↓ 例

・=to do・やる事

×=done・済み

<=scheduled・予定に入れた

>=migrated・移動した

ー=note・メモ

○=event・イベント

 4.短文で書くことが鉄則(加えたければ別のページに書く)

 5.to do、アイデアなどあらゆる事を書く

▷バレットジャーナルの強み は、時間管理というより“思考 管理”の側面にあると考えてい ます。バレットジャーナル」は、自分の感情を記録することにも使えるものです(ライダー・キャロル)

 6.ノートの各ページに番号を振る

 ノートの初めはインデックス(目次)、トピックとページ番号をインデックスに追加していく 今後必要になる事をインデックスに追加する

 8.インデックスの次はフューチャーログ(カレンダー)

 9.今後追加したいページ=モジュール(ページ番号)をインデックスに追加

 10.マンスリーページにひと月分だけ書く

 バレットジャーナルとは、こんなイメージになりました。

▷バレットジャーナルによって、私にとってオンライン環境は居心地が良いものではないことを理解できました。自分の考えを整理するためにバレットジャーナルを発明せざるを得なくなったのです。(ライダー・キャロル)
▷私は、これまでの経験から、自らの課題を解決できるのは自分しかいないことを知りました。(ライダー・キャロル)

バレットジャーナルとは

⒈目次(インデックス)ページの索引

⒉キー(3と1を紐付ける記号の一覧)

⒊モジュール(追加する各ページ)

4.フューチャーログ(カレンダー)

 ※紙の時系列に並ぶページではなく記号で管理している。要するにバレットジャーナルは紙の手帳において1つのインデックスで情報を管理するための手法

 ※インデックスこそがパレットジャーナルの真髄である。インデックスでどのページに何が書いてあるのかが分かる

  iPadでバレットジャーナルが"バレットジャーナル擬き"として使えるか、と言う問題です。先に読んだ前田裕二氏の「メモの魔力」も参考になりましたが2次元的な前田氏の手法と違ってライダー・キャロル氏の手法は3次元的に感じられ、求めているものに近い印象を受けました。ここで言う手法とは、ただ書き方と言う意味ではなく、書く姿勢とでも言いますか徹底的な自己分析や夢の叶え方の為のメモの手法です。

▷私が疑いなく言える ことは、誰であっても自分の 人生をより良いものにできる。記憶装 置としてもバレットジャーナ ルは活用でき、過去の思考の 痕跡を残しておくことで、同 じような問題にぶつかったと きによりスムーズに対処する ことができるでしょう。(ライダー・キャロル)

 まだ紙のメモからGoodNotesに移行して間も無いのですが今も両方共存しています。それはそれでいいと思いますし、どちらにもメリットデメリットは有ります。やはりバレットジャーナリストの方々のように几帳面では無い私にはGoodNotesが向いていると思います。しかし参考になる点は利用させて頂きます。

  iPadでのバレットジャーナル

 iPadを使ったバレットジャーナルには、バレットジャーナルの真髄であるインデックスは要らない。同じようにキーも記号も要らない、何故ならばGoodNotesには手書き文字の検索機能が有りGoodNotesアプリ内の他のノートからも検索出来るからです。ページ番号も自動的に付加されます。 インデックスを作らない代わりに、ページに検索の為の見出しを付ける、 日付を形式を決めてページに記入する(例 20190708)、ページに何らかの画像を添付する(ノート内の一覧で見つけ易い)というような工夫をしていきたいと思います。あとマンスリーログ(Monthly Log)月間カレンダーは必需品です。

  どうして紙とペンに執着するのかというとタンス預金みたいなもので手元に現物が見える安心感とその重みの達成感です。またPCに対する不信感買い換えれば移行しなければならない事、アプリのサポートの問題、クラッシュした時のデータの安全性、サービスの終了などこれまでも色々ありましたので。しかし時代が時代、そんなことばかり言っていられませんので極力、善処?します。

追記:バレットジャーナルは本屋に売っていないのでドット方眼のモレスキンやドット方眼のロイヒトトゥルムが良い様です。

▷今から10年前を思い出してください。当時はITなどのテ クノロジーを導入すれば、そ れだけで生産性を高めること ができた時代です。しかし、 今はほとんどの業界において 技術的なリテラシーは前提条件になっています。ということは、現代は以前と比較して、テクノロジーだけで生産性を高めることが難しくなっているのです。自分の集中を妨げるテクノロジーが押し寄せているわけです。ここに生産性低下の一つの要因があるのではないでしょうか。SNSやニュ ースを見ることに時間を使っ ていると、幸福とは逆の方向 に気持ちが向いてしまう。(ライダー・キャロル)

See you tomorrow!

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