 AirPodsの使える時間( iPhoneが聴覚を守る)

 ヘッドフォン難聴という言葉があります。そしてその聴力は一度失うと今の医学では治すことが難しいとも言われています。ではどれくらいの時間にどれくらいの音量で聴くと難聴になりやすいのか。よく言われているヘッドフォンで聴く適切時間 は1日に合計1時間以内、適正音量 はiPhoneなら最大音量の3分の1が目安になります。思ったよりも短い時間で小さな音量が基準になっています。

 こうした聴覚を守るためにiPhoneのヘルスケアにヘッドフォン音量を監視するという機能があります。iOS13で新たに追加された機能でヘッドフォン(デフォルトでは付属のEarPods)で音楽などを聴いた時間、音量が記録され設定した音量を一定時間超えた場合に通知されます。その機能の概略は以下のとおりです。特別な設定はなく歩数計のようにデフォルトで監視しています。自分の状態を確認するための機能です。

※デフォルト以外のヘッドフォンを使用する場合は「設定」→「プライバシー」→「ヘルスケア」→「ヘッドフォン音量」→「そ他のヘッドフォンを含む」にチェックが必要になります。

1.ヘッドフォンの音量レベルを監視する

「ヘルスケア」→「ブラウズ」→「聴覚」で確認する

①普段聴いている音量を時、日、週、月、年で表示する

②ハイライト 過去7日間の平均を表示

③ヘッドフォン音量の先週比、昨日比を表示する

※上記何れも基準内ならOK、超えれば大と表示される

f:id:tomi_kun:20191016152225j:plain

f:id:tomi_kun:20191016152620j:plain

2.周囲の騒音レベルを調べる(Apple Watch

Apple Watchのマイクを使った環境音の測定も出来る

Apple Watchのノイズアプリ

Watchアプリでノイズアプリの「環境音測定」をONにすると終日、音量を測定する

Apple Watchの文字盤でノイズアプリをコンプリケーションに置き監視する

文字盤で周囲の音量を常に確認出来る

③ヘルスケアアプリの記録で監視する

iPhoneのヘルスケアアプリのブラウズで「聴覚」を選ぶと「環境音レベル」が確認出来る

f:id:tomi_kun:20191016152440j:plain

 書斎で書き物している時でも30デシベルくらいありますのでiPhoneの音量を少しだけ奮発するだけで90デシベルぐらいになりそうです。こうしてみると耳というのは結構ナイーブな器官だと分かります。神経質になるくらい大切にした方がよさそうです。

See you tomorrow!

follow us in feedly