 トランシーバーという冒険心をくすぐる響き

 携帯電話が当たり前になった現在、トランシーバーのイメージは工事現場や駐車場の交通整理に使うアイテムくらいになってしまいました。テレビで要人警護したり尾行する時にもよく使っているシーンを観ますが一般の私たちには馴染みが薄くなりました。と言うのは、今ほど携帯電話が気軽に使えなかった頃にはカヌーやスキー、ツーリングにとトランシーバーは無くてはならない存在でした。(汗)昭和!。ただのレジャーがトランシーバーがあると言うだけで楽しみの輪が広がる便利なツールでしたし子供になったような夢がありました。

 Apple Watchにもトランシーバーアプリがあります。どちらかと言うとこの手のアプリには目がないので一度試してみたかったのです。不幸な事に人との協調性に欠ける私には試す相手が居ませんでした。なんと言っても条件が、電話が出来る友人で更にApple Watchを所有していなければ利用できない機能なのです。だからその確率は5千万人分の1くらいだと諦めていました。

 ところが、私が来る日もくる日もApple Watchの話ばかりするものだから感化されたのか極近い人がApple Watchを購入してくれたのです。その人は私の5千万人分の1の人になりました。Apple Watchのトランシーバーが使える、それしか脳裏に浮かびませんでした。早速私のApple Watchのトランシーバー設定を始めました。

Apple Watchのトランシーバーを設定する

Apple WatchのトランシーバーはiPhoneFaceTimeを使うのでFaceTimeアプリを確認する

iPhoneの「設定」で「FaceTime」→FaceTimeをONにする

FaceTimeApple IDで登録されている事を確認する

⒊「着信用連絡先の情報」にApple IDで登録されているアドレスが設定されている事を確認する

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Apple Watchの設定

友達を参加依頼する側

Apple Watchのトランシーバーアプリを開いてトランシーバーをONにする

⒉「友達を追加」をタップし表れる連絡先から追加したい人を選ぶ

⒊選んだ友達が参加依頼を受け入れてくれるのを待ちます

参加依頼を受けた側

⒈トランシーバーの参加依頼の通知が来たら「常に許可」をタップする

設定は以上です。がこの参加依頼がなかなか上手く出来なくて心配になります。嫌われて依頼を受け付けてもらえないのかしらん、とか相手の設定が間違っているんじゃないかとか悶々として夜も眠れませんが相手に電話するか訪問して解決します。

無事に参加依頼を了承されるとトランシーバーの相手のアイコンの色が黄色になるのでそのアイコンをタップします。通話ボタンを押しながら話します。

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※相手からの会話はApple Watchのスピーカーから聴こえるので音量調整はdigital crownを回します。

iPhoneが近くにある場合・Wi-Fi接続している場合・モバイル通信している場合に使えます

iPhoneが近くにない場合・Wi-Fi接続かモバイル接続があればApple Watch単独で使える

セルラーモデル、GPSモデルのどちらでも使えます。契約しているモバイル回線、固定回線を使いますが通信料のみで使用料金は発生しないとの事です。つまりインターネット回線を利用するので世界中のどこでも繋がります。何という冒険チックなお話でしょうか。

See you tomorrow!

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