 倉木麻衣とRollbahnとdelicious wayと

 ZARDが好きです。と言ってもこの1年くらいの間によく聴くようになった、にわかファンです。11枚のアルバムをiPhoneにいれて聴いています。古い曲ばかりですが自分にとっては何故か新鮮です。今では現実に存在しないZARD坂井泉水氏に強く惹かれるものを感じます。特に坂井泉水氏の歌声に郷愁さえ覚えてしまうのは失礼にあたるでしょうか。毎日、飽きもせずにZARDばかり聴いています。(どうも気に入ると固執する性格のようです)
 坂井泉水氏は好きですが人物、経歴についてはあまり興味はありません。(とか言いながらWikipediaで調べたりしている)40歳で亡くなって12年も経つのですが多くのファンに愛され続けている事は喜ばしいし、あらゆる意味でその才能は尊敬に値すると思います。しかし、聴くたびに感じるこの空虚な気持ちは坂井泉水氏が現実には存在しないためなのかと思います。
 11枚のアルバムも毎日聴き続けていると少し新鮮な曲も聴きたくなります。そこでポストZARDを探し始めました。(まぁググっただけですが)ポストZARDと言うよりもポスト坂井泉水を探した訳ですが。。。難しい。思ったよりも偉大な存在でなかなか該当するアーティストに出会えませんでした。
 そんなある日、古い記事に”坂井泉水の代わりには倉木麻衣しかない”と有りました。恥ずかしながら倉木麻衣を知らなかったし聞いた事もなかったです。(倉木麻衣のファンには失礼かもしれないが※どうやらZARDと同じレコード会社Beingなのでメディアコントロールされているらしい)そこで試しにAmazon Musicで検索かけて聴こうと思いましたがありません。オルゴールくらいはあったかな?仕方がないのでまたググっておすすめのアルバムを調べてみました。信頼できる筋(勝手に信頼しただけ)によると10枚ほど順位付けしてありましたが取り合えすベスト3を確認しました。
1位 ALL MY BEST
2位 delicious way
3位 Perfect Crime
 こんな具合でしたが全く知らないので検討もつきません。(今思えばYouTubeならいくらでも視聴出来たのですが)ベストアルバムがむかしから嫌いなので2位のdelicious wayを借りてくることにしました。レンタルショップに行けばすぐにみつかりました。第一印象「古!」でした。閑散としたショップに驚くとともに時代を感じつつ幾らかの料金を払って(高い、これでは客は離れる)家路につきました。
 家に着いて早速ダビング(←死語か?)しました。うちのiMacはダビングしながら聴けない(たぶん)ので何分か無言のiMacを見つめつつCDジャケットを眺めたりして過ごしました。2000年。。。また古!倉木麻衣1枚目のアルバムとありますがなんでこのアルバムがベスト2位なのだと疑念まで持ちました。ジャケットの本人の写真がまたノーメイクのガキではないですか。あの美しい坂井泉水のポスト?既にあきらめ状態で完了するのを待ちました。
 さてダビングが完了したのでiPhoneに入れます。これは相変わらす速い。あきらめ半分でiPhoneから流れてくる初めての倉木麻衣を聴きました。なぁーんだ、宇多田の真似かでした。少なくともZARDとは全く違いました。少しあとになって知ったのですがレコード会社が一緒なのですね。残念でしたがせっかく借りてきたのだし少しの間聴いてみることにしました。
一夜明けて聴き直してみると歌が異常に上手いことに気が付きました。独特の裏声とウィスパーボイス、子供らしくない英語の発音、自称R&B歌手だけあるリズム感に何度も聴き直しました。上手い!この一言に尽きます。上手い!1週間ほど聴き続けましたがポスト何やらはさておいてファンになりました。(倉木麻衣デビューから20年も経つ)
時は過ぎ、1週間経つので倉木麻衣の次のアルバムが聴いてみたくなりました。ここは当然3位のPerfect Crimeになる訳でまたレンタルショップで用意して来てiPhoneで聴いてみました。まぁ普通でした、悪くはなかったが2枚目のアルバムにしては大人しくなりすぎて、洗練しすぎた感でワクワクしなくなっていました。残念だったので不本意ながら1位のALL MY BESTも借りてみることにしました。神経質なので(←ただのケチ)すでに借りたアルバムと被る曲が少ない方が望ましいと思い一応調べてみました。

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子供の頃を思い出しながらディスコグラフィを制作して確認しましたところALL MY BEST32曲中10曲が存在しましたが良しとして借りました。手順は同じでALL MY BESTも聴いてみましたがまぁそんなものでした。delicious wayの印象が強過ぎて何を聴いてもあれ程の感情は湧いて来ません。こんなもんじゃあ無いだろう、1枚目のアルバムであそこまで出来たのに、そして20年経った現在も活躍してみえるようですし何と立命館の准教授にまでなっておられるとか。まだまだリリースされているアルバムが10枚もあるようなので順番に制覇して参ります。
倉木麻衣ディスコグラフィ(オリジナルアルバム)
1.delicious way (2000)
2.Perfect Crime (2001)
3.FAIRY TALE (2002)
4.If I Believe (2003)
5.FUSE OF LOVE (2005)
6.DIAMOND WAVE (2006)
7.ONE LIFE (2008)
8.touch Me! (2009)
9.FUTURE KISS (2010)
10.OVER THE RAINBOW (2011)
11.Smile (2017)
12.Let's GOAL! 〜薔薇色の人生〜 (2019)
 調べてみるとやはり圧倒的にdelicious wayの人気が高いようです。そういう意味では私もまんざら音痴では無いようです。たぶんdelicious wayを超える作品は無いだろうなぁ。でも今も現役なのでこれからにも期待出来ますね。
See you tomorrow!

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