Web記事でじっくり読みたいと思ったり読み返したい記事はSafariのリーディングリストに登録して随時読むようにしている。しかしリーディングリストも不要になった記事が溜まってくると本来の利用目的の妨げになるので順次削除する。それでも記事の中にはOSやアプリのバージョンアップに左右されない定番ルールのような記事があるのでEvernoteに保存するようにしている。こう言ったあとで読む記事は読み上げを聴きながら読むと集中しやすい。しかし困るのはEvernoteにはPocketやInstapaperなどのような読み上げ機能がない（と思う）。どうしてもと言えばSafariに変換（戻す）して、リーダー表示したあと2本指で上から下へスワイプしてSiriに読み上げさせる事も出来ないでも無い。しかしいくら何でも面倒でスマートではないので読み上げ専用アプリVoicepaper 2を使う。
Voicepaper 2はPocketや青空文庫の読み上げで利用する事も多かったがPocketなどのあとで読むサービスを辞めたのでとうとうEvernoteに役目が回って来た。Voicepaper 2の使い方はPocketの場合と同じでDropboxやEvernote、青空文庫でも使える。
EvernoteをVoicepaper 2で読み上げる
⒈Voicepaper 2を開く（初回のみ各サービスとの連携手続きが必要になる）
⒉ホーム画面の右下のクラウドアイコンをタップする
⒊メニューからEvernoteをタップする
⒋メニューから「ノート一覧を表示」させて読み上げたい記事を選ぶ
⒌選んだ記事が表示されるので再生する
※音声はiPhoneの設定に準ずる（原則Siri）
※iPhoneがロックされてもバックグラウンドで再生可能
※AppleWatchで操作出来る
※読み上げ部分のハイライト表示（この機能があると読みやすい）
※スリープタイマーを利用出来る（Pocketなどには無い機能で必須項目）
※停止しなければ選んだ記事はすべて読み終わるまで自動的に連続で読まれる
※アプリ起動時に取り込む記事数の設定、取り込む記事の文字数が長い場合は自動で分割設定も出来る
Voicepaper 2と同じような事がPocketでも出来る。がPocketは読み手が聴き慣れたSiriではなく知らない男女が夫婦漫才のように掛け合いながら読み上げる。そしてこれが大切な機能ですがPocketにはタイマーがない。
またVoicepaper 2の機能で連携アプリからの取り込みだけでなく直接SafariやiOSメモ、Simplenoteなどからも共有シートを使って取り込む事が出来る。現在Textwellで執筆中のこの文章もVoicepaper 2に送って音声で推敲することも出来る。
ただVoicepaper 2は無料のアプリだが無料で1日に利用出来るのが15分に限定される。しかし15分あったらかなりの記事を読むことが出来るので試してみる価値はある。
See you tomorrow！
