モーニング・ページ のエクササイズ で心と脳をデトックス
毎朝4時頃起きます。日課の犬を同伴しての散歩があるからですがその前に寝室の小さな机に向かいます。ノートを開いて今日の予定や昨夜まで迷っていた事について一晩考えた結果などを書いて確認します。夜決断するのは失敗しやすいと聞いた事があってそれは正しいと信じているからです。これまではその一種のルーティンに決まりの様なモノはなかったのですが気になる本を見つけて真似をしてみる気になりました。
その本は「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」ジュリア・キャメロン です。内容は著者があらゆる芸術家の創造性を養うために教えを説いた教材としての本です。書いてある事はもっともだと思うのですが訳本なのでニュアンスがかなり異なる表現なのかスピリチュアル(霊性)とか神、シンクロニシティなど精神学者ユングの用語などが使われていてその辺りはパスして創造性を養うためのツールの1つであるモーニング・ページに注目しました。てか、そこしか読んでいません。
- 作者:ジュリア・キャメロン
- 発売日: 2012/11/05
- メディア: Kindle版
モーニング・ページのルール
1.朝に書く
この点は毎日やっているのでクリアしてます。要するに1日が始まる前に心(脳)が素直な状態のうちに書くという事です。朝を逃すと効果は半減するかそれ以下になるそうです。
2.手書きで書く
何でも良いから毎朝3ページ書く。書けない時は書けない理由を書く。心に浮かぶ事を、とにかく3ページ書く。そして手書きで書く。手書き(アナログ)で書くと感情が文字に表れるためで修正もせずにありのままに書く事が大切な様です。
3.最初の8週間は読み返さない
モーニング・ページの目的が人目を気にせず思うままに、書きたいように書くことにあるため読み返しは勧めていません。が8週間過ぎて改めて読み返すと登場する人物が同じだったり欲しいモノが何度も登場したりやらなかった事が頻繁に表れて自分の本心を見直す手段になるとも言っています。
モーニング・ページの効果
1.心のデトックス
脳の排水という説明がありますが今まで心に蓋をしていた事を書くことによって自覚出来る。今まで自分で堰き止めていた真実を素直に全部書き出して楽になる。
2.素直になれる
朝は無防備な心なので嘘を書かないで正直な言葉で書ける。心の浄化をする。
3.頭の中をクリアに出来る
自分自身と向き合い頭の中を整理できて不安がなくなりネガティブな感情を捨ててポジティブになれる。
4.やるべき事がみえる
自分が本当に求めているモノが見えてきて行動に移りやすい。
著者は私たちの中に自分の創造性を高める大いなる創造主が存在すると言います。時々著者本人も神だといったり、俗にいう神はいないといったりして若干、胡散臭いですが自分の中に創造主がいると信じてそれを解き放すべく自意識に煩わされずに書く事を説いています。
あなたが何歳でどのような人生を送ってきたにせよ、創作する事が職業、趣味、夢のいずれにせよ自分の創造性を引き出すのに遅すぎるという事はないし利己的でわがままだという事もない。愚かすぎるという事もない。
何だか話が難しい事になって来ましたがせっかく朝活でノートをとるならば少しでも意義があった方が賢明かと思います。いままでは思いついたことを好きなように好きなだけ書いていたのですが3ページを毎日というとノートのサイズも考え直す必要があります。今使っているノートがB5サイズで1日に使うページ数も決まっていないので自由に書けて良かったのですが3ページは無理なサイズかと思います。少し絞ってA5サイズで折角なら万年筆の試し書きも兼ねてツバメノートのフールス紙を使いたいと思います。毎日モーニング・ページを3ページ書き続ければ少しはペン習字も上達するかも知れません。
See you tomorrow!