 パイロットのフリクション ボール4 ウッドが大人の雰囲気 [CROSS][ペンケース]

f:id:tomi_kun:20200804210128j:plain
 先日ペンケースの贈り物を頂きました。CROSSという米国の老舗文具メーカー製で素敵なボールペンで有名なメーカーです。学生の頃から持ってみたいボールペンでしたがとても貧乏学生には手の届くシロモノではありませんでした。その憧れのCROSSのペンケースが手に入ったのです。さてさて今年になってペンの類いも不必要な数まで揃えましたし、それにともなってペンケースもアレコレと試してきました。取り敢えず今はリヒトラブで落ち着いています。リヒトラブには必要なペンの何本かと定規などの小物も入って重宝しているのですがお気に入りの万年筆もその中で肩を寄せあって同居しているので美貌を維持するためにも別な住まいを探しておりました。今回、立派なCROSSのペンケースが手に入ったので大切な1本であるパイロット カスタム74をそちらに移動させようと思います。カスタム74のシャイニーなディープレッドのボディが傷付くまえに独立出来て良いのですがさすがにカスタム74だけでは心許なく思うので、どれかお供にとは思うのですがクロコダイルに型押しされた落ち着いたブラウンのCROSSペンケースの風格に相応しいペンが見当たりません。
f:id:tomi_kun:20200804210205j:plain
 ペンは万年筆もボールペンもインクは青色に決めています。すべての万年筆のコンバーターのインクもボールペンの芯もブルーに交換してあります。理由はともかく青色の文字が好きなのです。公式には黒色でも青色でも通用するはずですが一部の人が何を根拠にか知りませんが黒色のペンでの筆記を強要される事があります。しかし大切な書類がインクの色如きのために受理されなくては困ります。そこでこのペンケースに相応しい黒色インクのボールペンを1本用意する事にしました。万年筆を使うようになるまではボールペンもあらゆる種類を試してきましたので殆どの種類の特性も分かっているつもりです。その中から選りすぐりのボールペン、黒色インクの1本を決めました。
f:id:tomi_kun:20200804210259j:plain
 何故かしらボールペンだけでなく万年筆も圧倒的にパイロット社の製品が多く万年筆のインクもパイロットの色彩雫に決めています。もちろんプラチナ万年筆のプレピーのコンバーターにも色彩雫が入っています。しかし今回は黒色インクですしボールペンなのでどれでも良いようなものですが、やはり極めつけの1本という事で一晩迷って決定しました。パイロット フリクションボール4 ウッド LKFB-3SEF-Bです。パイロットのフリクションの0.5はボールペンなのに滲む癖があって038ならなんとか使えるかなぁと思っていましたが万年筆を使うようになってそれしきの事は気にはならなくなりました。それにフリクションボールペンは間違って書いた文字を消す事ができます。消しゴムを使った削り取る方法ではなく温度の変化でインクを消すのでカスも出ません。常識的な(?)黒色インクと訂正出来る安心感をCROSSのペンケースにカスタム74とともに常駐させようと思います。少し高価になりましたがペン軸の素材をウッドにしました。と言っても木目候なウッドではなくブラック仕様なので外観は樹脂のマットブラックのようですが握ってみるとホッとする木の感触です。やや重めの設定と太めの軸、フロントヘビーな設計で筆圧が弱く万年筆に慣れてしまった自分にはとても書きやすいボールペンです。※公の消えては困るサインには不向きです
f:id:tomi_kun:20200804210339j:plain
 普段使いと言うよりも落ち着いて執筆する時の万年筆の補助としての多色ボールペンになると思います。デザイン、雰囲気ともにCROSSペンケースにはお似合いの逸品です。
f:id:tomi_kun:20200804210404j:plain
See you tomorrow!

follow us in feedly