くるおしいmacOS Big Surへの誘い
3ヶ月前にmacOS Catalinaが使えるようになったばかりなのですが、つい先日macOS Big Surがリリースされました。時を同じくしてMacBook Airにも最新のM1チップ搭載の新機種が発表されました。個人的にはHigh SierraモデルのMacを長い間使い続けて来てやっと最新のCatalinaが使えるようになり機能的にも他のiPhoneやiPad miniとも足並みが揃って満足しています。それでも新しい OSが発表され、尚且つインストール可能となると気にはなります。しかし最近になってMacの機能改善のためにHigh Sierraを試験台にしてあらゆるアプリを導入して動作確認した上でCatalinaにも採用しました。主なアプリとしてはAlfred・BetterTouchTool・PopClipなどです。これらのアプリにも慣れ作業環境が安定したところです。なので新しいOSの導入は時期尚早で危険過ぎると、見て見ぬ振りをするつもりでした。そして出来れば今もそうしたいと思っています。
このところCatalinaのMacBook AirのAppStoreに頻繁にアップデートの通知が届きます。やはり新しいBig Surのリリース絡みのアップデートがアプリ全体にも影響があるようです。通知のあるアプリについてはすぐに対応してアップデートするようにしていますがApple標準のアプリでGarageBandのアップデートだけが出来ません。このアプリはMacBook Airの購入当時にもアップデートができずに悩まされました。しかし今回のエラーの理由には驚きました「GrageBandは”Macintosh HD”にはインストールできません。macOSバージョン11以降が必要です。」ときました。通常下位のmacOSで上位のOS用のアプリをダウンロードしようとするとこういったエラーメッセージが表示されますが、こちらが望んでもいないアップデートをわざわざ通知しておいて、これはないだろう!でした。macOS11というのが問題のmacOS Big Surの事です。って事は何かい?使いもしないGrageBandアプリのアップデートのために危険なmacOS Big Surをダウンロードしろと言うのか。なんだか腹立たしく思えて放っておきましたがMacBook Airを立ち上げるたびに通知が届いてAppStoreアプリにバッジが付いたままです。解決するにはmacOSをBig SurにアップするかGrageBandアプリを削除するかになります。どんな事でも催促されてやるのが嫌いで先手先手で処理したい性格なので、いっその事macOS Big Surを入れてみようか。。。とも思いましたが思い止まって考えました。このMacBook Airも2020年モデルとは言えmacOS Big Surは最新のM1チップを積んだMacBook Airのために開発されたOSなので必ず不具合があるし今回のOSは今までとは毛色の違う別物らしい。などが心配になってTwitterに投げかけてみたりしましたがこういった質問にやすやすと答えると面倒な事になるので敬遠されがちです。そこでいつもMacの事で相談しているcoco (id:o2log)さんに聞いてみました。と言うのも最近のお話の中でお持ちのMac、MacBook ProとMacBook Airの2台にmacOS Big Surをインストールしたと伺っていたからです。もちろん使用環境も違うし使っているアプリ等も異なりますが正直な使用感がお聞きしたかったのです。いつものように丁寧かつ迅速に対応してくれて興味深いサイトも紹介してくれました。そのサイトが macOS Big Surの10個の問題と解決策 です。タイトルを見ただけで挫折しました。10の問題点がある。。。ヤバいです、時期尚早まさしく今やったら人柱、生贄か。なかでも動作が遅い、バッテリーの消費が早いなどの問題はcoco (id:o2log)さんのケースと同じです。
結論としてはmacOS Big Surはしばらく見送ります。最近になってやっとCatalinaが使える環境になり念願だったユニバーサルクリップボードが全てのデバイスで利用できるようになりMacにはAlfred・BetterTouchTool・PopClipが順調に機能するようになったばかりなので、この状態をもう少し楽しみたいのです。High SierraからMojaveをまるっきり飛ばしてやっと手に入れたCatalinaをもう少し楽しんでからでも良いかなと思います。
See you tomorrow!