MacBook Airのバックアップって必要なのかぁ
早いものでMacBook Airを手に入れて4ヶ月も経つ。久しぶりのノートパソコンにも慣れてきた。ディスプレイが13インチと手狭ではあるがiPadや iPhoneに比べたら操作はしやすい。何よりも小さくてもMacはMacであってmacOSのアプリが問題なく使えるところが嬉しい、当たり前だが。アプリ(昔はソフトと言っていたのだがiOSと同じようにアプリで通用しそうだ)も必要最低限なものをインストールした。写真データはiCloud同期せず、ミュージックはiTunes Matchで聴くようにした。256GBモデルなので無駄なデータやアプリを保存する余裕はない。その分AirDropやユニバーサルクリップボードを駆使していてその都度、用の済んだデータは削除するので身軽なものだ。
iMacには1TBのHDDが繋いであってTime MachineによってシステムとアプリやデータなどiMac1台がまるまるバックアップされ毎朝更新されている。iMacも2009年モデルと古くなったので2年前にバックアップをするようになった。
iPad miniは、ちょうど1ヶ月前に突然i故障して廃棄処分になった。修理するのに新品を購入するのと同じ費用がかかることから新しく買い替えることにした。定期的にiCloudにバックアップしていたので新しいiPad miniは1時間もかからずに前のiPad miniのクローンになった。復元と言うやつだが便利だと感心した。
先日からiPhone12mini、iPhoneSE2と新しいiPhoneの開封に立ち合う機会があった。iPhone12miniはiPhone7から復元したためにWi-Fi接続で瞬く間に復元できた。iPhoneSE2はAndroidからの移行なので出来る範囲は限られていたがまぁ無事に済んだ。どちらも昔ならMacに繋いでスッタモンダと大騒ぎだったのに今は簡単なものだ。
さて問題はMacBook Airのバックアップをどうしたものかと言う事だ。普通に考えればまたHDDでも買ってTime Machineを使ってシステムやデータを全てバックアップしてデータだけはiCloudやDropboxなどのクラウドにも保存すれば済む。また毎日毎日ひたすらデータやその日の設定などを繰り返し保存し続ける事になる。
iMacのTime MachineとHDDディスクをみてみると、こんな事が本当に必要なのかと疑問に思えてくる。今回の新しいCatalinaを積んだMacBook AirにはHigh Sierraの使い古したデータなど移行もできないし、したところが何のメリットもない。では何のためにバックアップをとっているのだろう。データに関してはOSのバージョンが変わっても通用するがシステムのバックアップは本当に必要なのだろうか。はっきり言ってシステムのバックアップのためだけにローカルにHDDディスクを使ってバックアップしているのだがOSのバージョンが変われば使えないしハードが故障したのなら古いOSのバックアップを復元したければ中古の古いMacを探さなければならない。これは何だか本末転倒で随分と後ろ向きな仕組みだ。本当に必要なのだろうか。iMacが故障した時の保険だと思ってバックアップをとっているがそもそもこの発想自体が古くて、クラウドサービスが貧弱で単純な頃の習わしのようなもので今となっては必要ないのではないかと思えてくる。iPadやiPhoneのようにシステムごとまるっとバックアップ出来るのも便利な面もあるが楽だからと言って最新のデバイスに3年も使って来たシステムを突っ込むのも勿体無い気がする。新しいデバイスには新しいデバイスなりの設定が必要だろうしそれが楽しみでもある。
AppleはTime Capsuleの開発・販売を辞めた。Time CapsuleはTime Machineを使ってMacのバックアップをとるためのHDD付きの無線LANルーターの事だ。これを使ってローカルにバックアップをとっていたのだがApple自体が手をひいた。近い将来MacのバックアップもiOSのように全てがiCloudにできるようになるに違いない。ただそれが本当に必要かどうかは甚だ疑問だ。
MacBook Airもエントリーモデルなら¥100,000で買える。驚くほど安く手に入るようになったものだ。iPadの上位モデルよりも安い。今回はMacBook Airのシステムバックアップは見送ってデータだけをiCloudに保存する事にする。
See you tomorrow!