 AppleWatchの心電図機能が公開されたけど一部の機能が使えないのは何故だろう

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 1月27日に日本でもAppleWatchの心電図機能が使えるようになりました。AppleWatch Series4以降のモデルでOSをiPhoneがiOS14.4とAppleWatchをWatchOS7.3にアップデートすれば使えます。アップデートしたらAppleWatchのDigital Crownを押して「心電図」のアイコンをタップして起動します。するとiPhoneのヘルスケアアプリで設定を促されるので指示に従って設定します。設定が済んだら測定します。AppleWatchは設定した側の腕にしてその腕を机などの上に置き安定した状態にします。反対側の人差し指をDigital Crownに当てると心臓を通る電気信号が記録されます。30秒の計測が終わると「洞調律」「心房細動」「低心拍数または高心拍数」「判定不能」の表示があります。心房細動の兆候が見られず問題がない場合は「洞調律」が表示されるようです。計測したデータはヘルスケアアプリに保存されます。記録はiPhoneで確認出来、医師に提出するための記録が必要ならばPDFで書き出す事も出来ます。

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「”心電図”Appに新機能が追加されました」と「不規則な心拍の通知」が使えない

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 ネットでAppleWatchの心電図の使い方をみていると「不規則な心拍の通知を設定」とか「”心電図”Appに新機能が追加」の設定が画像付きで紹介されています。しかし「不規則な心拍の通知を設定」では解説のとおりに進んでも設定画面が表れないし「”心電図”Appに新機能が追加」に至っては「”心電図”Appのアップデートはこの国/地域では使用できません。」と国外退去させられてしまいます。この辺りも情報が錯綜しており様子を見ています。

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 心電図アプリを利用するのには正しい計測方法と心電図に対する正しい知識が必要になります。あらかじめ理解しておく事が大切ですが最低限の知識や方法はiPhoneのヘルスケアアプリに記載してあります。本格的な医療機関の心電図検査に比べたらAppleWatchの計測は簡易的です。参考データを取得してそれをもとに医師に相談するための機能でしょう。
See you tomorrow!

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