 メモとノートの違いはスピードとハートだ

f:id:tomi_kun:20200308150528j:plain
 今までメモというと紙とペンを使って実際に書いたりiPhoneMacテキストエディタを使うかApple PencilでNoteshelfなどに手書きで書く全てがメモだと理解していた。しかし同じメモでも使い方によっては区別して考えないとその領域があまりにも広すぎて整理がつかなくなって来た。こんな事は、ただの概念だから自身が理解していれば良いのだがメモ帳やボールペンの事をきかれもしないのに勝手に文章にして公開している立場としてはある程度の定義が必要かと思う。
 そこで大辞林を調べてみたところ

メモ〖memo〗
(名)スル
〔メモランダムの略〕
忘れたときの用心に書き付けること。また、その書き付けたもの。手控え。覚え書き。「要点を━する」
大辞林 第三版

とある。一番イメージしやすいメモのかたちだ。これに手帳について調べて重ね合わせると

てちょう【手帳】【手帖】
①常に携帯して心覚えを記入する小形の帳面。手控え。
②江戸時代、正規の検地に用いた手控え。
大辞林 第三版

ぴったりメモそのものになる。それでは忘れたときの用心でもなく常に携帯する必要のないメモは何なのだろう。。。ずばりそれはノートでしょう。

ノート〖note〗
(名)スル
①書き留めること。また、書き留めたもの。「講義の内容を━する」
②〔ノートブックの略〕帳面。
③注釈。注。
④音符。譜。
大辞林 第三版

おぉ!そうなのだ。最近自分が書こうとしているモノはノートなのだ。さらにノートブックを紐解いてみると

ノートブック(英語: notebook)は、複数の紙を金具や糊で束ねた文房具である。帳面(ちょうめん)、筆記帳(ひっきちょう)などと呼ばれたりもする(以下、ノートと略す)。

多種多様なノートがあるが、文章あるいは説明に供する図形を書くのが主目的であり、絵を書くためのスケッチブックなどとは区別される。ノートの表紙、裏表紙を除いた紙の色は一般的には白色で、表面は無地のもの、あるいはあらかじめ横罫や縦罫、マス目が印刷されているものなどがある。
なお、ノートというだけでノートブックを指す用法は和製英語である。英語のノート(note)の意味は、短い記述、書きつけ、覚え書き、注釈などで、ノートブックの意味はない。

手帳(てちょう)は手帖とも表記され、手の中に納まるような小さな記録本のこと。現代では、主な用途としては、予定管理や行動の記録、メモなどに使用される。また、身分関係記録、身分証明書を兼ねるものもある。
ノートブック - Wikipedia

 和製英語とは、また振り出しに戻りそうなのでノートブックはさて置いてメモとノートの違いなのだ。両方を満遍なくこなすペンや帳面などは限定のしようが無い。使い方による比較、使い心地による区分などで選び方も千差万別、無数にあるだろう。
 メモはメモ、日記には日記なりの筆記具がある。その辺りを考えながら選びたい、特にペンは重要だ。野外で小さな手帳に書くペンとデスクの上でゆったりと書くペンでは求められる機能は全く違うので自分に合ったペンと紙の組み合わせをケースバイケースで柔軟に選びたい。

まとめ

 ロルバーンのLサイズのメモに考え事を書いて整理しようとした時にメモを横向きに使って書いてみた。絶対的な表面積は同じなのだが不思議と広く感じられて考えもゆったりと落ち着いて出来た。所詮、ロルバーンのメモのLサイズでは143mm×182mmで横向きにしたところが手のひらほどだ。しかしこのスペースに小さな文字で思い付いたアイデアや問題、対策法などを書き込んでいくと色々な考えをひと目で俯瞰できて最終的に自分が何をしたいのか、どうしたら良いのかが整理しやすく結論が導きやすかった。この場合もノートの使い方とその広さに合ったペンのサイズのおかげだと思った。
See you tomorrow!

follow us in feedly