 マイナポイントに備えてマイナンバーカードとマイキーIDを用意しておく

 普段の買い物はiPhoneやAppleWatchで支払うので現金を持ち歩くことはなくなりました。もともとクレジットカードを利用することが多かったのですが使う際にいちいちカードを提示するのが面倒でした。しかし今はiPhoneやAppleWatchをお店のリーダーにかざすだけで決済が完了するので便利です。また消費税の増税にともないポイント還元制度が受けられるメリットもありました。しかしその制度も今月末で終了してしまいます。
 政府がマイナンバーカードの普及のために用意していたマイナポイント制度があります。実際にはコロナ問題で給付金申請をオンラインでスピーディーに行うためにはマイナンバーカードが必要となり急遽、脚光を浴びました。しかしシステム上の不備で思うように活用出来ていないのが現状です。そんな中終了するポイント還元制度に代わってマイナポイント制度が始まります。マイナポイント制度はマイナンバーカードを持っていなければ利用出来ません。要するに政府はキャッシュレス化とマイナンバーカードの普及を同時に狙った政策をとってきた訳です。
 特別定額給付金をスピーディーに受け取るために申請したマイナンバーカードが交付されるまでに1ヶ月もかかりました。結局、郵便による申請をせざるを得なくなり未だに給付金を受け取ることが出来ていない状態です。マイナンバーカードについては今回の件があるまでは否定的でしたが申請してしまえば不安だった事は
1.国家による個人情報の一元管理
2.第三者による不正利用による財産等の被害
3.名寄せでの金融機関による同一名義の勘定のまとめ
4.信用スコアへの利用
5.プロファイリングによる犯罪捜査
などでしたが現在のところ、銀行口座の情報は何ひとつマイナンバーカードに紐付けする必要も無いので問題はありません。※マイナンバーカードを持っていなくても通知カードがある以上既に国民全員には番号は与えられており税や社会保険に紐付けられ管理されている。そこで手には入れたけれどもなんの役にも立たなかったマイナンバーカードの出番がやってきた訳です。それがマイナポイント制度です。

マイナポイントとは

 マイナポイントはキャッシュレス決済を利用した消費者に対して国から付与されるポイントで、申請にはマイナンバーカードとマイキーIDが必要となります。 還元率はチャージまたは決済によって25%、上限5,000円分のマイナポイントがキャッシュレス決済事業者から支給される2020年9月から2021年3月末まで期間限定の施策です。

マイナポイントの利用の仕方

 マイナポイントを利用するのにはマイナンバーカードとマイキーIDが必要になります。
1.マイナンバーカードの取得
まずマイナンバーカードが必要になります。方法は簡単でiPhoneなどのスマホで5分で出来ます。方法は→
マイナンバーカードのオンライン申請は5分程度でできるよ! - その他

2.マイキーIDの取得
 マイナンバーカードが届いたら(交付書が届いたら指定の役所で受け取る)次にマイナポイントの受付をします。マイキーIDの取得もスマホで出来ます。
・マイナポイントアプリをダウンロードする

マイナポイント

マイナポイント

・アプリを起動して「マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)」を選択してマイナンバーカードを読み取る※iPhone7以上の機種
・4桁の暗証番号(マイナンバーカードの)を入力する
・以上でマイナポイントの予約が完了
予約した事でマイキーIDが設定されるので2020年7月からのマイナポイントの付与を希望する決済サービスが選択出来るようになる
※登録キャッシュレスサービス→ 登録キャッシュレス決済サービス | マイナポイント事業

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 あとは7月になっての手続きになるようです。マイナポイントの実施期間が7ヶ月しか無い事、チャージまたは決済のいずれかでしか使えない事、キャッシュレス決済事業者が一社に限定される事などの条件はありますがマイナンバーカード1枚につき上限5000ポイントが取得出来るのはメリットは大きい。
See you tomorrow!

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