Macの日本語入力に かわせみ3 を使う
MacBook Airの日本語入力に かわせみ を使うことにした。厳密には かわせみ3である。かわせみは僕が はてなブログをはじめた頃 つまり2009年にリリースされた。かわせみのデザインはMacのUIと調和したデザインになっていてMacユーザー向きで変換の軽快なことでも評判だった。ATOKやGoogle日本語入力のような語彙の豊富さこそないが Macユーザーが親しんでいる ことえりを使いやすく改良したようなソフトウェアになっていた。当時インストールしてみようと試用した(かわせみ - tomi_kun’s diary)が導入には至らなかった。その後はmacOS標準の日本語入力を使ってきたが2020年に かわせみ2がリリースされたタイミングで再度 試用した。しかしその時も採用する事はなかった。最近になってはGoogle日本語入力を使うようになっていて不具合もなく快適に利用している。MacBook AirはmacOS標準の日本語入力を使っているがOSをmacOS Big Surにバージョンアップした機会に変更しようとしていた。
ちょうどそんな時 かわせみがバージョン3としてリリースされた。2013年にかわせみ2がリリースされて以来7年ぶりのバージョンアップでmacOS Big SurとM1Macに対応している。僕のMacBook AirはIntelだがBig Surで動いている。これは日本語入力をかわせみに変えるいい機会だと思った。そしてかわせみ3の試用したのはたった一日で今朝ライセンスを取得した。
ライセンスコードを入力してかわせみ3の「環境設定ツール」を使って設定に入る。ライセンスを持つまでは細かい設定などする気もなかったが今後長く使おうと思うと意欲が違う。とは言うものの1日使ってみてGoogle日本語入力と大きな違いはなく違和感もないのでデフォルトでいけそうだ。かわせみ3がmacOS日本語入力やGoogle日本語入力などと何が違ってどんなメリットがあるのかはまだ分からない。けれども返還候補の表示のUIやフォントの選択などができるあたりが好みなのだ。結局日本語入力の要はどんな日本語入力メソッドを使っていても辞書だと思う。それも基本的なmacOS標準のユーザ辞書だ。せっせと登録してきた500件を超える辞書の項目が日本語入力システムを補っている。ユーザ辞書は かわせみにはもちろんGoogle日本語入力にもインポートできる。ユーザ辞書がしっかりしていれば さほど困る事はない。
12年越しの望みがかなって かわせみでブログを書いている。そのMacBook Airに繋いだキーボードは2009年購入のiMacに付属していたApple Wireless Keyboardだ。何かの因縁というか めぐり合わせなのだろうか。
See you tomorrow!